TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

IoTによる「健康管理」に注目が集まる。検温による感染症の防止方法とは
2020.12.16 業界コラム

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色々な施設の入り口で体温測定をされる機会が増えてきました。このライフスタイルの変化は全国的なもので、人が多く出入りする施設では検温することがスタンダードとなると予想されています。
しかしながら、どのような検温機器を導入すれば良いのか分からない事業者もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事ではIoTを活用した最先端の健康管理や、安全かつ効率的な感染症対策について、導入事例も交えて解説します。

オフィスなどで検温機器の導入が相次ぐ

新型コロナウイルスの蔓延を受けて、病院、企業、その他さまざまな施設で検温機器の導入が進んでいます。感染拡大の防止をする上で、発熱および感染の疑いがある人をスピーディーに検知することがその目的です。具体例として「歌舞伎座」「東京商工会議所」を紹介します。

■歌舞伎座の入場口の赤外線サーモグラフィー
歌舞伎座の入場口には手指の消毒剤はもちろん、最新の検温システムが導入されています。これは検温機器の前に立つだけで、来場者の顔が認識され、赤外線サーモグラフィーによって発熱の有無が判断されるというものです。測定速度も非常にスピーディーで検温による密集が緩和することも期待されます。
また、来場者はマスクを着けたまま検温が可能なので、ストレスも軽減されることでしょう。

■東京商工会議所のセルフチェック型検温
東京商工会議所の一階ロビーには、来訪者が自ら体温測定できる検温器が設置されています。
従来は警備員や受付スタッフが行っていた業務ですが、濃厚接触がなくなり、感染拡大の防止に繋がることでしょう。
また、適切な人員配置が出来るようになるので施設側の負担も軽減します。更には複数人の同時測定、発熱時のアラーム機能、3密状態の注意喚起など様々な機能が搭載されているのが特徴です。

以上の様に、いまや最新機器を活用した検温機器がスタンダードになってきました。
今後、新型コロナウイルスの対策を強化したいと考える事業者様は検温器の購入を検討しても良いかと思われます。以下では検温機器の種類と計測方法を解説します。

検温機器の種類と計測方法

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検温機器を導入する際に頭を悩ませる課題として、「自分たちの施設にマッチした検温機器が分からない」ということが挙げられるのではないでしょうか。このような検温機器に馴染みがない人がほとんどなので無理もない話かと思われます。
そこでここでは検温器を大きく3つに分類し、それぞれのメリットとデメリット等について解説します。コストを鑑みて必要な商品を探してみてください。なお、弊社で販売している商品もありますので、後に紹介いたします。

体温計

いわゆる一般的な体温計です。感染症の拡大に伴って、出社前に自宅で計測する人も増えたかと思われます。
ただし、自己申告制なのでどうしても確実性には劣るでしょう。また、仮に家庭内にウイルス感染者がいた場合、使用前後に消毒をしないと家庭内感染が起きてしまうかもしれません。

■メリット
・本体が安価
・計測精度が高い

■デメリット
・時間がかかる
・出社時の測定に用いる場合、嘘がつけてしまう
・毎回消毒が必要

ピストル型

額に本体を向けるだけで体温がわかるタイプです。測定する人は必要ですが、数秒で計測が可能です。
先の体温計と比べると5センチから10センチほど体から離れた状態で計測が出来るので比較的安全だと言えるでしょう。ただし、測定する人が直接来訪者に接することになるため、飛沫感染のリスクはあります。

■メリット
・本体が安価
・体温計よりは測定時間が短い(5秒から10秒ほど)
・体にくっつけなくても測定できる

■デメリット
・少し時間がかかるので大人数を相手にすると手間がかかる
・測定する人を用意しなくてはいけない
・データ管理はアナログなので手間がかかる

ディスプレイ型

カメラの前に立つだけで検温できます。コストはかかりますが、無人で測定が可能かつ測定所要時間は短いです。一度設置してしまえば人材コストもかかりませんし、濃厚接触のリスクも少ないという点が優れています。また、拡張性が高くその他の機能も充実しているのが魅力です。

■メリット
・施設利用者が自分で測定できる
・濃厚接触のリスクがない
・人材コストが減る
・測定時間が短い(1秒から3秒ほど)
・設置が簡単

■デメリット
・コストが高い

以上が検温機器の種類です。個人的に検温するだけならば従来の体温計だけで十分かもしれませんが、人の出入りが多いオフィスや各種施設においてはディスプレイ型あるいはピストル型を選択するのが良いでしょう。
特にディプレイ型は完全な自動化による人員削減と濃厚接触リスクの回避が可能なので、特に安全性と機能面が優れています。

ディスプレイ型(非接触型)のメリット

先述したように初期コストを除くと、ディスプレイ型の検温機器のメリットは大きいです。歌舞伎座・東京商工会議所のような有名施設でも導入されていますが、その他にも全国の医療施設、公共施設、オフィスビル等でも発熱スクリーニングとして自動検温機器が採用されています。

特に病院ではスピーディーかつ精度の高い検温によって、患者様と病院スタッフ双方の安心に貢献しているようです。また、機種によっては病院スタッフの勤怠管理などにも応用できるなど、その拡張性は大きいです。

弊社の「TERAS ゲートキーパー」もディスプレイ型の検温機器で、体温計・ピストル型が抱えるデメリットがなく、安心・安全な施設運営に貢献できます。以下では簡単に本商品の概要とメリットを紹介します。商品について更に詳しく知りたい場合には、ホームページをご覧ください。

TERAS ゲートキーパーの概要

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TERAS ゲートキーパーはテラモトのディスプレイ型検温機器です。カメラの前に立ち、モニター部分に顔が映るようにすることで、自動的に体温が測定できます。体温が高い場合は音声やエラー表示があり、入室が拒否されます(体温の閾値は変更できます)。
同様にマスクが非着用の場合にも通知されます。更に弊社の自動手指消毒器と合わせてご利用いただくことで感染リスクをより下げることが可能です。

省スペースで利用できる「スタンドタイプ」と受付カウンター上などに設置できる「テーブルトップタイプ」があるので、どんな場所でも気軽な検温が可能です。
なお、スタンドタイプはキャスター付きで移動可能です。

■TERAS ゲートキーパーのメリット
1.測定のための人員を削減できる
2.濃厚接触のリスクがない
3.マスク非着用の人には機械が注意喚起してくれる
4.お客様に体温計を向ける必要がないので双方のストレスがない
5.素早い検温が可能
6.施設の信頼度がアップする
7.様々な場所に気軽に設置できる

以上がTERASゲートキーパーおよびディスプレイ型を設置するメリットです。施設の規模にもよりますが、長期的にみると非常に有用な検温機器だと思われます。
アフターコロナ対策として効率的な検温は避けて通れないので、自社のウイルス対策をレベルアップさせ、利用者とスタッフの健康を守っていきましょう。

スマートな検温機器はディスプレイ型(非接触型)がおすすめ

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、最新式の検温機器を導入する施設が増えています。施設規模や目的、隔てられる人員など様々な要因があるので一概には言えませんが、ディスプレイ型検温機器がもたらすメリットは大きいです。

施設利用者の検温時のストレスを極限まで減らすことが可能で、同時に施設側も人員削減が実現できます。
不必要な接触もなくなるので、施設の従業員の安全と信頼性を担保できることでしょう。ご興味がありましたら気軽にお問合せ・資料請求をご依頼ください。

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