一人暮らしの大掃除。清掃箇所と方法、おすすめの道具は?
2020.11.18
お掃除コラム
一人暮らしをしていると仕事や家事に追われてついつい後回しになってしまうのが掃除です。なかには「最後にいつ掃除したか分からない」という人も多いのではないでしょうか。
汚れてしまったお部屋は、大掃除できれいに蘇らせましょう。そこで今回は、大掃除すべき場所や方法、手軽にゲットできるアイテムなどをご紹介します。一人暮らしのお家の大掃除に、ぜひ活用してください。
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一人暮らしに大掃除が重要な理由
「実家と違って、今の家は私一人だし汚れないはず」
「一人暮らしでわざわざ大掃除はいらないんじゃない?」
そう思っている人も多い一人暮らしのお家ですが、どんな家であれ掃除をしなければ汚れがたまります。
忙しくてこまめな掃除ができていない一人暮らしのお家は、実はかなり汚れが溜まっています。
しっかりと掃除しないまま放置していると、カビやダニ、ゴキブリなどが発生する可能性も。
年末は実家に帰る前に大掃除をして、フレッシュな気持ちで新年を迎えましょう。
一人暮らしが大掃除すべき5つの場所
一人暮らしの場合、どこを掃除すべきか分からないという人もいるでしょう。
忙しく時間がない人も、効率的にお掃除できるよう、一人暮らしがお掃除すべき場所をまとめました。
どこからすべきか悩む人も、まずは下記のスポットから掃除しましょう。
大掃除すべき場所1:キッチン
毎日使用するキッチンは欠かせません。
日々の料理で多くの汚れや残りカスが溜まっています。
特に油を使った調理をする人は、油が排水溝にこびりついている場合もあります。
たとえ、こまめに掃除していたとしても目に見えない小さな汚れカスがたくさん溜まっています。
そのままにしていると赤カビが発生する可能性も。
水場はカビが発生しやすかったり、悪臭になったりするため、大掃除では隅々まで丁寧に掃除しましょう。
ほとんど自炊をしない、という人も水場はカビや臭いの原因になるため、きれいに掃除することをおすすめします。
掃除すべき場所2:お風呂
キッチンと同じく、お風呂も毎日使用するため汚れがたまりやすいです。
こまめに掃除していたとしても、髪の毛や石鹸の残りカスが排水溝に詰まっている可能性も。
一度排水溝を詰まらせてしまうと、最悪業者さんを呼ばなければいけないため普段からこまめな掃除を心がけましょう。
お風呂場の排水溝だけではなく、湯船もしっかりと磨きましょう。
湯船についた風呂釜や追いだきの配管は、カビがついていると湯船にためた水までカビが付着します。
人体にも良くないため、しっかりと掃除・乾燥させてカビを除去しましょう。
また、汚れがたまらないように普段から換気を心がけることも大切です。
掃除すべき場所3:トイレ
ほとんどの人が1週間に数回以上トイレ掃除を行いますが、大掃除も必ず行いましょう。
普段の簡単掃除では取りきれていない汚れが溜まっている可能性があるからです。
汚れは放置すればするほど落ちにくく、シミになってしまう可能性も。
洗剤を使って、便器の中や蓋の裏までしっかりと掃除しましょう。
また、立ってトイレをする場合は部屋中に尿が飛び散っています。
トイレ本体だけではなく、床や壁などもきれいに磨きましょう。
掃除すべき場所4:窓
一人暮らしで窓まできれいに掃除している人はなかなかいないのではないでしょうか。
雨による水滴のシミや汚れなどは、大掃除の際にツルピカに磨きましょう。
水滴の汚れは長いことほうっておくと取れにくくなってしまいます。
洗剤や高圧クリーナーを使用して隅々まで掃除することで、曇りや指紋汚れのない窓に生まれ変わります。
掃除すべき場所5:エアコン
普段ほとんど掃除をしていない人も多い、エアコン。
実は、ホコリやゴミがたくさんたまっています。
特に冬場暖房として使用していると、寒暖差でカビが発生してしまうこともあります。
カビの付着した空気を吸うと、喘息やアレルギーなど人体にも悪影響を及ぼしかねません。
1回でも使用したことがあるのであれば、掃除を行い清潔な状態を保ちましょう。
一人暮らしにおすすめの掃除方法
一人暮らしが大掃除すべきスポットについて見ていきました。
続いては、それぞれのスポットの効果的なお掃除方法について見ていきましょう。
「普段掃除しないから掃除方法が分からない」という方はぜひ参考にしてくださいね。
大掃除の方法1:キッチン
キッチンは水垢や赤カビがたまりやすいため、洗剤を使って丁寧に汚れを落としていきましょう。
キッチンの汚れは、クエン酸や重曹などが効果的です。
まずは、生ごみなどの汚れをきれいにとったあと、シンク全体をクエン酸や重曹をふりかけましょう。
その後、たわしやスポンジを使ってごしごしと磨いていく事でくもりがつるつるに。
蛇口付近の細かな汚れもきれいさっぱり落ちます。
また、汚れのつまりやすい排水溝にはパイプクリーナーが効果的です。
詰まったゴミなどの固形物もしっかりと溶かしてくれ、排水溝のつまりを防ぎます。
大掃除の方法2:お風呂
ぬめりや赤カビなどに悩まされるお風呂場は、お風呂用洗剤を使用して掃除しましょう。
まずはお水で全体を流して、洗剤を使用していきます。
成分の強いものを使用すると、資材が痛む可能性もあるため、お風呂での使用が大丈夫か確認が必要です。
タイルにこびりついた汚れや頑固な汚れには、歯ブラシなどのかたい素材がおすすめです。
なかなか落ちにくい桶やイスについたぬめりは、洗剤をつけたあとラップでくるんでパックすると落としやすくなります。
最後に排水溝はパイプクリーナーを使用し、詰まった髪の毛や石鹸カスを溶かしましょう。
大掃除の方法3:トイレ
トイレは、便器の中だけではなくお部屋全体をきれいに掃除しましょう。
飛び散った尿はもちろん、アンモニア成分が付着して汚れています。
まずは、床や壁などをトイレクリーナーなどを使用してきれいに拭いていきます。
その後、便器も便器クリーナーでピカピカに磨きましょう。
汚れのたまりやすい便器の裏などは、洗剤を付けて洗うことできれいに汚れが落ちます。
ウォッシュレスのノズルなども汚れている可能性があるため、クリーナーや洗剤で掃除しましょう。
大掃除の方法4:窓
窓汚れも、重曹やクエン酸が役立ちます。
まずは水拭きとから吹きを一度した後に、洗剤をふきかけましょう。
少し時間をおいて高めのタオルで拭くことでしつこい水垢もきれいさっぱりなくなります。
大掃除の方法5:エアコン
特に汚れのたまりやすいエアコンの吹き出し口は、濡れたタオルなどで拭き掃除しましょう。
しかし、エアコンの中となると掃除が大変です。
もちろん自力でできないわけではありませんが、故障の際保証が利かないなどのデメリットもあるため、しっかり掃除したいなら業者に頼みましょう。
一人暮らしの大掃除に役立つ道具3選
一人暮らしの人の中には「掃除道具がない」という人も多いのではないでしょうか。
普段あまり掃除をしない人であれば、掃除道具にお金をかけたくないですよね。
そこで一人暮らしの大掃除に適している掃除道具を紹介していきます。
しつこい汚れに使える【重曹・クエン酸】
重曹やクエン酸は水場の汚れやこびりついた汚れをきれいさっぱり落としてくれます。
お風呂場、台所、窓など使用用途が広いことも特徴。
ふりかけてそのまま使用することはもちろん、水と混ぜて洗剤のようにも使えます。
体にもやさしいので、小さい子供のいる家庭でも安心して使えます。
普段のお掃除に使える【クイックルワイパー・コロコロ】
大掃除はもちろん、普段の掃除に使えるアイテムがワイパーやコロコロです。
たとえ掃除機のない家庭であっても、手軽に汚れがとれます。
とくに、女性の場合は髪の毛の掃除が大変ですよね。
こまめにコロコロしておくことで、髪の毛だけではなくほこりやちりも掃除できます。
雑巾がわりに使える【新聞紙・衣服】
窓や鏡などをきれいに拭きたいときには、古い新聞紙がおすすめです。
新聞紙についたインクがなかなかとれない汚れをきれいにふきとってくれます。
また、洋服は雑巾代わりになり、わざわざ雑巾を買う必要が無くなります。
不要な服が合えば捨てずに掃除用で置いておきましょう。
簡単お掃除できれいなお部屋に変身させよう
一人暮らしの大掃除の方法について、紹介してきました。
一人暮らしのおうちでこまめに掃除することは大変ですが、生活するうちに汚れはどんどんたまります。
年末や長期休みなどを利用して、大掃除してみてはいかがでしょうか。
身の回りのもので掃除道具に返信するアイテムなども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。