掃除の定番!デッキブラシの使い方とおすすめ商品
2021.06.02
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ベランダや玄関の掃除に最適な道具と言えば「デッキブラシ」です。ホウキでは取り切れないような汚れも簡単にこすり落とすことができます。
しかし、いざ家庭用として購入するとなると、何を基準に買えば良いのか分からないと思われます。そこで本記事ではデッキブラシの概要、種類、使い方について、清掃会社のHP等を参考に解説します。
また、記事の最後ではテラモトで販売中のデッキブラシを紹介しますので、併せてご確認ください。
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そもそもデッキブラシってなに?
デッキブラシとは、長い柄と硬くて丈夫なブラシが特徴の掃除道具です。一般的にはタイルやコンクリートの床を磨くのに活用されます。学校のトイレ掃除等において、使用経験がある方は多いのではないでしょうか。
元々は船の甲板(デッキ)の掃除道具として開発され、用途が広がった現在でもその名称が使われています。
甲板の掃除に適しているだけあって広範囲を楽な姿勢で掃除できるので、使うメリットは大きいです。
■デッキブラシを使うメリット
・柄が長く、立ったまま掃除できるので体に優しい
・ブラシが強靭なので、力を入れても曲がりにくい
・体重をかけて掃除できるので、力のない人でも頑固な汚れ(油汚れを含む)を落としやすい
一方で、業務用として仕事場などで目にすることはあっても、自宅には置いておらず、使い勝手が分からない方もいるかと思われます。また、使える場所が硬い床に限定されるならば、なおさら家庭用に用意する必要はないと考える方もいるかもしれません。実際、デッキブラシは業務用として以下のような場所で使われるケースが多いです。
■一般的なデッキブラシの利用シーン
・店舗のトイレ
・飲食店の厨房や給食室
・工場の油汚れ
・スポーツクラブ
しかしながら、デッキブラシには素材から形状まで様々な種類があります。最もポピュラーなのはナイロン素材のデッキブラシですが、植物など他の素材から作られたものもあるので、掃除する場所はベランダや玄関に限りません。
具体的にはフローリング、コンクリート(駐車場など)、ウッドデッキ、石、お風呂場、テラスなど色々な床掃除に対応可能です。中には研磨・バリ取り・さび落とし等に使われる種類もあります。このように、機能性に加えて汎用性も高いので、家庭用としても優れた掃除道具だと言えるでしょう。
他にも、柄の長さやブラシの横幅も商品によって異なるので、自宅の環境や自身の体に合った商品を見つけることができます。テラモトでもホースとデッキブラシが一体となった商品など、ユニークで利便性の高い商品を取り揃えています。ここからはデッキブラシの適切な使い方、種類・選び方について順に解説します。
早いし疲れない!デッキブラシの正しい使い方
ここではデッキブラシの適切な使い方をご紹介します。厳密にはブラシ部分の素材によって掃除方法は変わりますが、ここでは定番であるナイロン素材のデッキブラシを想定します。代表的な掃除方法は以下の3つです。汚れの状況や住環境に応じて使い分けてみてください。
1.水を使う
最も基本的な掃除方法です。洗剤を使う方法もありますが、水だけでも綺麗にすることができます。掃除したい部分に水をまき、排水口に向けて汚れを流すように、こすり洗いしましょう。仕上げに再度、水をまいたら完了です。なお、水を使ったあとのブラシは傷みやすいので、必ず乾燥させてください。ブラシを上にするか、吊るして水分を飛ばしましょう。
2.そのままこする
乾燥した泥や砂、コケのような軽度の汚れならば、水なしでも綺麗になります。また、マンションのように水が使えない場所では、汚れが定着する前にこするようにしましょう。その後、浮き出た汚れをホウキで掃きとれば完了です。どうしても汚れが落ちない場合は、少量の水を使ってこすった後に、雑巾で拭き取りましょう。
3.モップ・ワイパーの代用として使う
ブラシの下に雑巾やフェルトを敷いて掃除することで、モップやワイパーの代用品として活用できます。デッキブラシのブラシ部分は硬いので、留め具も必要ありません。
デッキブラシの種類と選び方
デッキブラシの上手な選び方をお伝えします。選び方のコツは、デッキブラシの「種類」に注目し、その種類の中でブラシの幅や柄の長さ等の「詳細部分」を決めることです。掃除する場所に適した「種類」を把握した上で、あとは個々のニーズに沿って「詳細部分」を決定しましょう。
まずは種類について解説します。デッキブラシはブラシの素材によって「ナイロン製」「天然素材(シダ等)」「金属製」の3種類に分かれます。
1.ナイロン製
玄関やベランダ等での普段使いにおすすめです。
2.天然素材
吸水性に優れ、お風呂場など水気が多い場所に最適です。
3.金属製
コンクリート面や鉄板などの硬い床面に使います。さび落としやバリ取り、研磨に便利です。ただし、タイルや樹脂製の床などで使うと傷がつくので注意してください。
次に、詳細部分を決めます。最低限、下記のポイントはチェックしましょう。機能性はもちろん、体への負担が変わります。
・ブラシ幅
玄関やお風呂場ならば15~20cmが一般的です(小回りを重視)。逆に、ベランダやガレージなど少し広い場所では、60㎝など広めの幅が良いでしょう。
・柄の長さ
自身の体の大きさに応じて扱いやすい長さを選択しましょう。平均は110cmほどです。家族で使う場合は、伸縮するタイプを選ぶと便利です。
テラモトのデッキブラシ
最後にテラモトで販売しているデッキブラシの一部を紹介します。
スタンダードなデッキブラシから、多機能でユニークな商品まで多数取り揃えておりますので、ご家庭の事情に沿った商品が見つかると思われます。
テラモトのデッキブラシ
最もスタンダードなデッキブラシです。ブラシの素材はポリエステル(再生樹脂)で、先ほどの種類分けで言うところの「ナイロン製」に当たります。頭部分は天然木で、柄との継ぎ目はスチールにクロームメッキしたものです。全長は約1320mmと、立ったまま作業がしやすい長さに設定されています。さらに、頭部分(ブラシを含む)のスペアも販売しているので、普段使いに適した商品です。
なお、デッキブラシの横幅を広くした「ワイドデッキ」という商品もあります。掃除場所が広い場合にはワイドデッキを選んだ方が、効率よく掃除できるでしょう。
テラモトのホースデッキブラシ WS グレーブラシ
ホースデッキブラシはホースとブラシが一体になったデッキブラシです。柄の先端部分にホースを取り付ければ、ブラシ部分から水が出る仕組みなので、バケツは必要ありません。先述したように、デッキブラシの基本的な使い方は水をまいてこすり洗いすることなので、それが同時にできるのは大きな魅力です。価格も通常のデッキブラシとあまり変わらないので、既にホースをお持ちの方は検討してみても良いかもしれません。
テラモトのペアブラシ
こちらはデッキブラシの機能と水切りの機能を合わせたブラシです。幅広(45cm)のブラシ部分で床を洗浄し、ゴム部分で汚水を取り除きます。1本2役なので、収納もコンパクトです。全長は約1380mmほどで十分な長さがあります。なお、ブラシ幅は33cmのものと45cmのものを用意していますので、掃除場所の広さに応じて最適な幅を選択可能です。
※関連ページ:床洗浄用ブラシ
デッキブラシは汎用性の高い掃除道具
今回はデッキブラシの全容をお伝えしました。本記事をご覧になる前は、タイルやコンクリートなどをゴシゴシ磨くイメージしかなかったかもしれませんが、意外にも様々な場所で使える掃除道具です。
掃除の効率を上げ、快適で清潔な暮らしを実現しましょう。ただし、デッキブラシの種類と掃除場所の相性が悪い場合には、床を傷つける可能性があります。購入時には上述したポイントを意識してみてください。