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9月24日は「掃除の日」。秋の大掃除がおすすめの理由と方法【お風呂・キッチン・玄関】
2023.09.25 お掃除コラム 業界コラム

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掃除は日ごとから細目に行うことが重要です。
小さなホコリや油汚れも、時間が経過するにつれて落とすのが難しくなっていきます。

とはいえ、家の隅々まで掃除をし続けるのは時間も手間もかかり、平日は仕事で忙しい現代人であれば、掃除まで手が回らないかもしれません。

そこで、9月24日の「掃除の日」を機会に、秋の大掃除をしてみてはいかがでしょうか。
大掃除というと年末年始を思い浮かべますが、秋に大掃除をするメリットもたくさん挙げられます。
ここでは、秋の大掃除をするメリットと、具体的に掃除を実施すべき箇所、掃除のポイントなどについて紹介していきます。

9月24日の「掃除の日」と秋の掃除のメリット

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ここでは、秋に大掃除を実施する理由として、9月24日の「掃除の日」をあげました。
しかし、「掃除の日」はあまり一般的ではないため、初めて知ったという人も少なくないでしょう。
そのため、まずは「掃除の日」の概要を見ていきましょう。

9月24日の「掃除の日」

9月24日は「掃除の日」として制定されています。
これは1971年の9月24日に、現在の廃棄物処理法が施行されたことが由来となっています。

とはいえ、七夕や節分のように、全国共通のイベントが設けられているわけではなく、具体的にどのようなことを行うのかは各地方自治体によって異なるでしょう。
もしかすると、皆さんの住んでいる自治体でも、ゴミ拾いや標語の募集などのイベントが行われているかもしれません。

また、24日から1週間は「環境衛生週間」が定められており、廃棄物削減やリサイクルなど、各種ごみ問題に対する啓蒙活動が行われています。
このように、「掃除の日」では掃除に対する意識向上を目指しており、こうしたイベントをきっかけに、自室の大掃除をしてみるのも良いでしょう。

■関連記事:4月22日は「掃除デー」。掃除の記念日は年4回もある!

秋の掃除のメリット

「掃除の日」を理由にするといっても、年末年始で大掃除を実施しているのに、秋にも大掃除を行う必要はあるのかと疑問に思うかもしれません。
ここでは、秋に大掃除をするメリットを紹介していきます。

水温が高いので掃除が容易

基本的に冷たい水を使うよりも、温かい水を使う方が、より効率的に汚れを落とせます。

水道の水は気温の影響を受けやすく、冬になると蛇口から出てくる水の温度も低くなります。
一方で、秋であれば、まだまだ気温も暖かく、水道から出てくる水の温度も低くなることはありません。
このように、冬よりも秋の方が、水温の高い水を使用することができるため、掃除に適した季節と言えるのです。

また、冬場における水回りの掃除では、ただ手が冷たいというだけでなく、赤切れやささくれといった肌荒れも無視できません。
そのため、気温も水温もまだあたたかい秋のうちに、お風呂場や台所といった水回りの掃除を実施すると良いでしょう。

油汚れ、皮脂汚れを落としやすい

先ほど紹介したとおり、秋は冬よりも水温が高く、掃除に適した水を使用できます。
そして、掃除に使用する水の水温が高ければ、油汚れや皮脂汚れが落としやすくなるのです。

これは、水温が高いほど油や皮脂が溶けやすくなり、洗い落とすのが容易になるためです。
また、油汚れや皮脂汚れを除去するのに有効な洗剤は、水温が高い方が溶けやすく、その効果も高くなります。

こうした理由から、水温の高い水を利用できる秋は、油汚れや皮脂汚れを落としやすい季節とも言えるでしょう。

夏の汚れを落とせるので年末の掃除が楽になる

油汚れやホコリ汚れを放置すると、垢や水分などと結合して、黒ずみ・黄ばみ汚れへと変化していきます。

汚れが付いてから間もない場合、乾いた布巾やティッシュで拭き取るだけで、簡単に汚れを取り除けます。
しかし、汚れが付着してから時間が経過し、黒ずみ・黄ばみ汚れへと変化してしまうと、洗剤を使用しても落とせないような頑固な汚れとなってしまうのです。

そのため、油や皮脂、ホコリで汚れてしまった場合、極力時間が経過しない内に掃除してしまうことが重要になります。

秋に大掃除を行えば、夏の間に発生した汚れを黒ずみ・黄ばみ汚れになる前に取り除くことが可能であり、冬の大掃除も楽になるでしょう。

秋のお風呂掃除のポイント

お風呂場では水垢や石鹸かす、皮脂などの汚れが発生します。

これらの汚れを放置してしまうと汚れ自体が硬くなって、洗剤を使っても落としづらくなってしまいます。
最悪の場合、汚れを栄養にした黒カビが繁殖し、業者に依頼しないと除去できないような事態になってしまうでしょう。

そのため、頑固な汚れへと変化してしまう前に、掃除をすることが重要となります。
特に夏場はどうしても汗をかいてしまうため、お風呂場での皮脂汚れも多くなります。

こうした皮脂汚れが頑固な汚れへと変化する前に、秋の段階でしっかりと除去しておきましょう。

掃除の手順とポイント

お風呂場での汚れは水垢や石鹸かす、皮脂など、さまざまな種類の汚れが挙げられます。
しかし、これらの汚れ自体はお風呂用洗剤だけで除去できます。

壁やバスタブといった平らな部分を掃除するためにスポンジ、凹凸のある床を掃除するためにブラシやたわしを準備して、お風呂用洗剤を使用しながら軽くこするだけでも十分汚れを落とせるでしょう。
もし、落としづらい汚れがあった場合は、汚れている部分に洗剤をつけて数分から30分程度放置すると、洗剤が汚れに浸透して落としやすくなります。

市販のお風呂用洗剤には、水垢や石鹸かすの除去に適した酸性タイプと、皮脂汚れに適したアルカリ性のタイプが販売されています。
これらはそれぞれの汚れの除去に対して有効ですが、酸性洗剤とアルカリ性洗剤が混ざると人体に有毒なガスが発生するため注意しましょう。

おすすめの製品:BathSponge[バススポンジ]

tidyではお風呂掃除に適した掃除道具を販売しています。

「BathSponge[バススポンジ]」はバスタブ掃除用のスポンジです。

通常バスタブを掃除する際には、スポンジを使用するでしょう。
しかし、市販のスポンジは柔らかすぎる製品も多く、バスタブの水垢や皮脂汚れを落としきれない場合があります。

特にバスタブ隅のカーブしている部分は力を入れて掃除をすることが難しく、柔らかいスポンジでは汚れを落としきるのが困難です。
とはいえ、硬い材質のたわしではバスタブそのものを傷つけてしまう恐れもあります。

tidyが販売している「BathSponge[バススポンジ]」では、スポンジ部分に硬い毛が使用されており、バスタブ内の汚れを擦り落とすことが可能です。
また、柄の部分は角度が変わる設計になっているため、カーブのある面もしっかりと掃除できます。
BathSponge
■関連製品:BathSponge[バススポンジ]

秋のキッチン・台所の掃除のポイント

キッチンや台所では料理中に発生する油汚れや焦げ付き、水回りで発生する水垢などが挙げられます。
こうした汚れを放置すると、徐々に汚れがこびりついて洗剤を使用しても落としづらくなります。

キッチンや台所は、家の中でも特に汚れが溜まりやすい場所として挙げられます。

一方で、キッチンや台所は空気がこもりやすく蒸し暑い空間でもあるため、夏場の掃除をサボりがちです。
そのため、蒸し暑さが和らぐ秋口に一度大掃除をすることが重要となります。

掃除の手順とポイント

キッチンや台所の汚れは、細かい場所によってその種類が異なります。
床や壁は料理中に飛び散った油汚れが多く、シンクや蛇口といった水回りは水垢、コンロの周りは油汚れや焦げ付きが目立つでしょう。

油汚れや焦げ付きにはアルカリ性の洗剤が、水垢に対しては酸性の洗剤が有効であるため、汚れに応じて洗剤を使い分けるのもおすすめになります。
また、お風呂場とは異なり、各汚れが付着する場所が離れているため、アルカリ性の洗剤と酸性の洗剤が混ざりにくいのもポイントです。

食べ物を扱う場所で化学的な洗剤を使うことに抵抗がある方は、アルカリ性の洗剤として使用できる重曹や酸性の洗剤として使用できるクエン酸を用いると良いでしょう。

おすすめ製品:WashCloth[ウォッシュクロス]

tidyでは水回りの掃除に適した掃除道具として「WashCloth[ウォッシュクロス]」を販売しています。

確かに、台所での水回りの掃除は、市販のスポンジでも問題なく行えます。
しかし、台所にて水垢掃除用のスポンジを用意する場合、どうしても皿洗い用のスポンジと混同してしまう恐れがあるでしょう。
そのため、台所の水回り用に専用のクロスを用意するのは、こうした間違いを無くすという意味でも有効です。

また「WashCloth[ウォッシュクロス]」はシンクやバスルームといった水回りの掃除に特化した設計になっており、特殊な繊維と織りによってぬめりや水垢を綺麗に取り除きます。
自立する程度に素材の張りがありながら、排水溝の周りといった細かい段差やカーブがある部分にもフィットするしなやかさも有しており、水回りの掃除に適しています。
WashCloth
■関連商品:WashCloth[ウォッシュクロス]

秋の玄関掃除のポイント

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玄関汚れの原因としては靴や服に付着して持ち込まれた砂や土、ホコリ、花粉、髪の毛などが挙げられます。
これらはダニやカビの栄養となるため、掃除をせずに放置してしまうと、どんどんと繁殖していく危険性があります。

キッチンや台所と同じく、玄関も風通しが悪く蒸し暑い場所になるため、夏場は掃除をサボりがちです。
夏場にコマメな掃除を怠っている人ほど、秋の涼しくなってきた時期に、一度玄関を大掃除するのが良いでしょう。

掃除の手順とポイント

人体にとって有害なダニやカビも、その原因となるホコリや髪の毛などのゴミを定期的に掃除することで、発生を抑えられます。
そのため、基本的な掃除としては、玄関においてある靴を靴箱やベランダなどの邪魔にならない場所に移動した後、ほうきで砂やホコリを掃き出すと良いでしょう。

大掃除の際には、タイルの溝やこびりついた泥汚れも、掃き出しましょう。
ほうきで掃除しきれない細かいゴミは、掃除機を使用して取り除くのがおすすめになります。

最後にブラシや布巾を用いて、水拭きをするとタイルの隙間に挟まった細かい汚れもかきだせます。
洗剤として重曹やセスキ炭酸ソーダを用いるとより効率的に清掃できるでしょう。

関連商品:Sweep[スウィープ]

「Sweep[スウィープ]」はtidyが販売している利便性を考慮して設計されたほうきです。

玄関掃除を行う際には、砂やホコリを掃き出すためのほうきが必要となります。
しかし、一般の家庭であれば、玄関掃除用のほうきを用意したとしても、どこに保管すればよいのか悩んでしまうかもしれません。

ベランダに保管するとしても、玄関を掃除する度に毎回ベランダから玄関まで持ち出してくるのは非常に手間がかかります。

一方、「Sweep[スウィープ]」は付属したチリトリと組み合わせて自立保管することが可能であり、余計な保管場所を必要としません。
また、ほうきの穂先はコシのある毛で製造されており、玄関の隅も綺麗に拭きとれます。
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■関連商品:Sweep[スウィープ]

「掃除の日」に大掃除をして夏の汚れを除去しよう

汚れは時間が経過するごとに、頑固な汚れへと変化していきます。
頑固な汚れを発生させないためには、日ごろからの細目な掃除が重要です。

しかし、30度を超えるような夏場の蒸し暑い中では、家の隅々まで掃除をするというのは難しいかもしれません。
さらに、夏場は汗をよくかくため、秋や冬に比べて皮脂汚れも酷くなります。

そこで、夏に溜まった汚れを冬まで持ち越すのではなく、秋の「掃除の日」に大掃除をして、しっかりと落としきりましょう。
これにより、冬場に頑固な汚れを持ち越すことが無くなるため、次の大掃除も楽に対処できるでしょう。

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