TERAMOTO くらしとterakoyaコラム

プロが教える!受験生の健康維持・増進に役立つお掃除と清掃用具とは!
2019.03.04 お掃除コラム

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1月下旬から3月初旬までは大学や高校など受験シーズン真っただ中。受験生は遅い時間まで勉強をして寝不足が続き、試験のプレッシャーなども重なって心身ともに疲れが出やすくなります。
試験本番にこれまでの努力の成果を100%発揮させるためには、日頃の体調管理が大切です。
実は、受験生の健康維持のためには、家のお掃除が大きく関係してくるのはご存知でしょうか。
今回は、掃除のプロが教えるお掃除のコツとおすすめの清掃用具をご紹介します。

受験生の健康維持にはお掃除が重要な理由

床のホコリには細菌がいっぱい!

健康維持のためのお掃除のポイントは、家の中の「ホコリ」を取り除くことです。
ホコリの構成物は、繊維のくず、髪の毛、食べかす、花粉、ダニであると考えられてきましたが、近年、それらに加えてホコリには多くの細菌やカビが含まれていることがわかってきました。
ある化学メーカーが行った調査結果では、カーテンレールや棚の上など、高い位置にあるホコリ1gには6万7,000個から10万個の細菌が含まれていたのに対し、リビングの床にあるホコリ1gの中には、約30倍の260万個もの細菌が含まれていたと発表されています。
トイレの床にあるホコリ1gの中に含まれる細菌の数が100万個であったことに比べてもリビングの床上のホコリに含まれる細菌数の多さに驚かされます。
ホコリの中にはこれだけ多くの細菌が生息しており、ホコリっぽい部屋であればそれだけ多くの細菌に囲まれた生活をしていることになります。

ホコリが引き起こす病気

ホコリには多くの細菌が含まれていることをご紹介しましたが、病原菌も例外ではありません。
受験シーズンに猛威を振るうインフルエンザは、咳やくしゃみでウイルスが飛散し空気中を漂い、時間の経過とともに床に落下します。
床にホコリがあれば、落下したウイルスがホコリに付着し、ホコリが舞い上がると同時にウイルスも再度空気中をさまよい始めることになります。
また、ホコリがあるとカビやダニが発生しやすくなり、ハウスダストアレルギーや咳ぜんそく、気管支炎ぜんそく、ひどい場合には肺炎を引き起こす原因ともなります。

お掃除のコツ4つとおすすめの清掃用具

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掃除中は窓を開けない!

窓を開けて掃除をすると風でホコリが舞い上がってしまうため、掃除中は窓を開けてはいけません。
掃除をする間は窓を閉めて床のホコリを集め、掃除が終わってから空気を入れ替えるのが正しい換気の方法です。また、掃除後の窓は全開にするのではなく、窓の両サイドを10センチほど開けておくと上手に部屋の中の空気が循環します。

掃除機はハンディタイプがおすすめ

一般的な掃除機は、排気口が床に近い場所にあり、床のホコリを舞い上げてしまいます。
そのため、排気口が高い位置にあるスティックタイプの掃除機がおすすめです。
カーペットなど毛足が長いものは、奥にホコリが溜まっているため掃除機をゆっくりと動かしてしっかりとホコリを取り除くことが大切です。

拭き掃除にはドライシートを

ホコリを残さず拭き取るにはドライシートがおすすめです。
ウェットシートは、拭き取った汚れや菌を再度塗り広げてしまうことになるため、避けた方が賢明です。
また、人が動くときに起きる空気の流れでホコリは舞い上がってしまうため、夜のうちに床に下りたホコリを、朝方、家族が起きだす前に拭き取ると効率よくホコリを取り除くことができます。

洗濯ものをたたんだ後には拭き掃除

家の中のホコリは、ほとんど繊維くずが由来だと言われています。
洗濯ものをたたんだ後などは、床にホコリが溜まりやすくなっています。
洗濯ものをたたみ終えたら、ドライシートを使ってホコリを拭き取る習慣をつけると、家の中のホコリを減らすことができます。

家の掃除で受験生の健康管理をバックアップ

寝る間も惜しんで頑張る受験生が、万全の体制で本番に臨めるように受験生の健康を管理してあげられるのは家族です。
家のホコリはさまざまな菌の温床となり、健康に悪影響を与える可能性があります。
お掃除をしてホコリのないきれいな家の中は、健康維持にも役立ちますが、整えられた家の中にいるだけで気分も爽快になるはずです。
頑張る受験生を応援する家族として、今回ご紹介したお掃除のコツやおすすめの清掃用具をぜひ家のお掃除の参考にしてください。

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