ビルメンテナンスの清掃員の高齢化問題とは。解決するには清掃道具が効果的！？
2019.07.08 業界コラム

近年、少子高齢化の影響でさまざまな業界が人出不足に陥っています。当然、清掃業界も例外ではなく、ビルメンテナンス業界は清掃員の深刻な人出不足と高齢化の問題に直面しています（詳しくはこちらの記事を参考にしてください）。
清掃員の数が足りない現場では、一人あたりの業務を効率化し、少ない人数でも清掃ができるように工夫する必要があります。
また、清掃員の高齢化が進むなか、身体的な負担が大きい作業を軽減するための取り組みも求められてきます。
今回は、これらの問題の解消にもつながる便利な清掃道具をご紹介します。

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清掃員の人材不足には作業効率化がポイント

清掃員の人材不足を補うためには、清掃作業の効率を上げることが大切です。
そこで、まずは清掃作業の時間ロスにつながりやすい「掃除する場所と用具置き場の往復」を少なくすることで、清掃作業の効率化を図れる道具を紹介します。

「BMトートバッグ」・「BMトートバッグ2WAY」

複数のポケットや掛け紐が付いており、たくさんの清掃小物を一度に持ち運ぶことができるバッグです。
水を通しにくい加工がされているため、雑巾などの濡れた清掃道具も水漏れを気にせず持ち運ぶことができます。
2WAYタイプはリュックとしても使うことができるので、床にバッグを置けない場所での清掃にも便利です。

「仕切りバケツII 」

仕切り板を使うことで、バケツの中を最大10区分まで分けることができ、清掃道具を細かく分けて清潔に持ち歩くことができる機能を備えたバケツです。
バケツを重ねた二重構造になっているため、濡れた清掃道具も清潔に収納することができます。
BMトートバッグのLサイズに、すっぽりと収めることができるので楽に持ち運ぶことも可能です。

「エアロカートシリーズ」

柄の長いモップやほうき、ハンディクリーナー、バケツなど清掃に必要なさまざまな道具をまとめて運ぶことができる清掃用カートです。
操作しやすいキャスター付きで小回りもしやすく、作業効率を高めるだけではなく重たい荷物を運ぶ負担を軽減してくれます。
トートバッグや仕切りバケツもセットでき、ゴミの回収も同時にできるタイプもあります。

高齢な清掃員に優しい備品・清掃道具を

前述した道具は清掃作業の効率を高めることで高齢な清掃員の負担軽減につながりますが、より高齢者の肉体的な負担を配慮した製品もあります。

「FXブライトラーグ」・「FXブライトラーグホルダー」

水分を吸収したモップは重たく、モップがけの作業は高齢の清掃員にとって重労働になりがちです。
FXブライトラーグはパイルの中心に厚みを持たせることで、両端にかかる圧力を軽減し、拭き始めにそれほど力を入れなくても、スムーズに水拭き作業が行えるようにしたモップです。
また、FXブライトラーグホルダーは、立ったまま簡単にラーグの付け外しができる仕組みになっており、立ったりしゃがんだりする際に膝にかかる負担を軽減することができます。

「雨天用マットネオレイン超軽量」

雨天時の転倒を防ぐために敷く雨天用マットは、厚く重みがあるタイプが多く、持ち運びや敷設作業が大変です。
雨天用マットネオレイン超軽量は1㎡あたり1.5kgほどと、非常に軽く、運ぶ際だけでなく広げる際にも扱いやすくなっています。

清掃員の負担を少しでも軽くするために

清掃員の人手不足と高齢化問題の解決には、清掃にかかる時間と手間をできるだけ省き、効率よく清掃作業を行えるようにするための工夫が必要です。
今回ご紹介したアイテムは、たくさんの清掃道具をまとめて持ち運びできるものや少ない力で清掃作業ができるものなど、作業の効率化を実現しつつ、清掃作業にかかる肉体的負担の軽減にもつながります。
テラモトでは、このように清掃員の日々の作業が少しでも楽になるような清掃用具を今後も開発していきます。