活動内容
テラモトではサステナブルな社会に向けた取り組みの一つとしてゴミ拾いなどのボランティア活動を行っております。このページではテラモトの活動内容をご紹介します。
これまで参加したボランティア
※地域に合わせたゴミの分別を行っております
ゴミ問題について考える
SDGsの12番目の目標でもある「つくる責任、つかう責任」にもあるように、
限りある地球の資源を守るため、持続可能な生産と消費のバランスを形成することが必要です。
ゴミ箱の製造・販売を行うテラモトだからこそゴミ問題について考えていく必要があると思っています。
海洋プラスチック問題とは
私たちの生活になくてはならない、便利なプラスチック。
その安価さと手軽さゆえに、使い捨てにされ大量に廃棄されているのが現状です。
その結果きちんと処理されることなく海に流出してしまったものが海洋プラスチック問題の原因となっています。
一説によると、現在1億5000万トン以上のプラスチックゴミが世界中の海に存在しており、それに加えて年間800万トン以上が流出し続けていると言われています。
これらのプラスチックゴミが原因で、多くの海洋生物が命を落としています。
廃棄された漁具に絡まってしまう生き物や、マイクロプラスチック(海の波や紫外線によって細かくなったプラスチックゴミ)を誤って食べてしまう生き物も多く、生態系への影響が懸念されています。
私たち人間が生み出したゴミによって、海の生き物たちが苦しんでいるのが現実です。
2016年にスイス・ダボスで行われた世界経済フォーラムでは、プラスチックゴミ流出の拡大により「2050年までに海洋プラスチックゴミの量が海にいる魚の量を上回る」という予測も発表されています。プラスチックは自然界で完全に分解されるまでに数百年以上かかるとも言われており、一度流出してしまったプラスチックが自然界に与える影響は、私たちの想像を超えた大きなものになると考えられます。
散乱ゴミとは
海洋プラスチック問題の原因の一つとして、散乱ゴミが挙げられます。
散乱ゴミは「陸域ゴミ」と「河川ゴミ」の2つに分類することができます。陸域ゴミは地上に散乱しているゴミのことを指し、河川ゴミとは河川や河川敷に散乱しているゴミのことを指します。
これらの散乱ゴミが風や雨などで運ばれ、川を流れ、最終的に海に流入することで海洋プラスチック問題へと発展していきます。
散乱ゴミの内訳は吸い殻や紙類などが大半を占めていますが、プラスチックの容器や包装材も全体の1~2割程度を占めており、決して低い数字ではありません。
ゴミ問題というとポイ捨てが問題視されがちですが、「ゴミ箱に捨てたつもりのゴミ」が雨風で飛ばされてしまうこともあります。
私たちの行動が、意図せず海洋プラスチック問題に繫がっているのかもしれません。
これらのゴミ問題は、環境美化用品のメーカーであるテラモトにとって無視できない問題です。
メーカーとしての責任を果たすべく、自社製品の素材見直しや、再生素材・サステナブル素材の積極的な採用、自社の物流・工場から出た廃棄資材を有効活用した新たな商品づくりなど、環境負荷の軽減に努めていきます。
【参考資料】
今さら聞けない海洋ごみ問題。私たちにできること| 日本財団ジャーナル (nippon-foundation.or.jp)