育児中の掃除のポイントとは?短時間・効率的に掃除するための道具とは?
2022.02.22
商品紹介コラム
赤ちゃんがいる家庭において、育児と家事を両立するのは非常に大変です。こちらの事情や予定を赤ちゃんが考えてくれるわけもなく、色々なことを同時にこなしながら対応しなければなりません。そのため、家事の方はいくらか疎かになりがちですが、掃除に関しては手を抜くわけにはいかないでしょう。
赤ちゃんは何でも口に含む傾向にあり、放っておくとゴミやホコリまでも口に含もうとします。衛生的にも問題ありますが、抵抗力が備わっていない赤ちゃんの場合、将来的な被害も考えなければいけません。こうした事態を避けるためには、日々の清掃をきちんと行うのが重要です。以下では掃除の必要性から、オススメの掃除道具まで紹介していきます。
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【掃除の必要性】赤ちゃんへの実害は?
まずは改めて掃除の必要性について紹介していきます。掃除を怠るとどのような実害がでるのか、赤ちゃんへの影響とともに見ていきましょう。
砂・ホコリ
廊下やリビングなど床で見られることの多いのが砂やホコリです。大人であれば気にする必要がなくとも、まだ立ち上がることができない子どもはハイハイで移動するため、手や足に付着します。
また、幼児期の子どもは何でも口に入れてしまうため、砂やホコリまみれの手で触ったものを口に含むのは衛生的にも良くありません。神経質になりすぎるのもいけませんが、まだまだ免疫機能が弱い子どもの場合、体調を崩す原因にもなるため、可能な限り除去するよう努めましょう。
皮脂汚れ
皮脂汚れとは、人が触れる場所に付着してしまう汚れです。砂ホコリに比べて目に見える汚れではないため、掃除の必要性を感じにくいかもしれません。
実際、皮脂汚れ程度であれば赤ちゃんの体内に入ったとしても、特別有害というわけでも無いでしょう。しかし、皮脂汚れは後述するカビの原因となるため、こまめに清掃するのがオススメです。
カビ
皮脂汚れがたまり、湿気も多いお風呂場でよく見られます。赤ちゃんがカビを吸い込んでしまうと、喘息やアレルギーの原因となってしまいます。
カビは大人でも体調不良を引き起こす原因となり、免疫系が未完成の赤ちゃんにはできるだけ触れさせないようにしましょう。もし、発生したのを確認したら、なるべく早い段階でカビ取り剤を使用して除去するのがオススメです。
優先度に応じて掃除する場所を3段階に分けよう
掃除を行う必要があるとはいえ、育児をしながら家事の時間を確保するのは難しいでしょう。そのため、掃除を効率的に行うには、優先度別に段階を分けて、頻度を変えてみましょう。
【日常的な清掃】できれば毎日掃除しよう
床やお風呂など毎日掃除したい場所は日常清掃に分類されます。ここに分類された清掃場所は汚れがたまりやすかったり、カビや雑菌が繁殖しやすい環境にあることから、毎日掃除する必要があります。
ただし、同時に清掃しやすい場所でもあるため、時間が空いた時すぐに掃除できるよう、清掃用具をそろえておくのも重要です。
【定期的な清掃】優先度は低いが、1か月に1回は掃除したい
洗濯機の中身や家具のスキマなど、こまめに掃除する必要はないものの毎月1回は掃除したい場所は定期清掃に分類されます。
定期清掃は日常清掃とは異なり、しっかりと時間を取って行いたいため、土日を活用し、協力しながら行いましょう。
【特別な清掃】1年に1回でも大丈夫。余裕のある時期に時間を取って掃除しよう
1年に1度は掃除しておきたい場所は特別清掃に分類されます。年末年始の長期休暇の際に、ゆっくりと行いましょう。必要に応じて業者に依頼してしまうのもオススメです。
重要性や優先度によって段階分けすることにより、日々の清掃すべき場所が明確になるため、悩むことなく素早く必要な個所のみ掃除できるようになります。基本的には日常清掃をどれだけ効率的に済ませられるかを考えるのが良いでしょう。
日常清掃の掃除場所、各種ポイントとともに紹介
それでは、日常清掃に分類され毎日掃除すべき場所を紹介していきます。清掃場所とともに掃除方法についても見ていきましょう。
床
床の材質が何なのか、敷物の素材は何なのかによって掃除方法は異なります。カーペットのような毛足がついている敷物を敷いている場合、目に見えなくとも奥底にホコリがたまっていたり、ダニの温床になっていることもあります。
赤ちゃんが口に含んでしまうと、アレルギーの原因となってしまうため、粘着ローラーや掃除機で小まめに掃除しておきましょう。掃除機はいつでもすぐに取り出せ、軽くて扱いやすいハンディタイプがオススメです。ジョイントマットのようなタイルタイプのラグを敷いている場合、普段のお手入れはウェットシートやワイパーで拭くだけでも大丈夫でしょう。
ただし、タイルの裏面やスキマにホコリがたまってしまうため、月に1度は裏返して全て掃除するのがオススメです。丸洗いしても大丈夫な商品もあるので、少しでも掃除の手間を減らしたい方はコチラへの買い替えを検討してみましょう。
風呂
お風呂では特に目に届かない隅でカビが繁殖しやすくなっています。これらの場所は私たちの皮脂を含んだお湯が付着するため汚れやすく、目に届かないことからも掃除を忘れてしまいがちです。例えば、床と浴槽のスキマや、ドアのパッキンやアクリル部分、浴室カウンターの下などは注意して掃除しましょう。
皮脂汚れを掃除するには重曹がオススメです。重曹は自然由来の成分であり、刺激も比較的弱いことからも赤ちゃんのいる家庭でも安心して使用できます。水で薄めた重曹水をスプレーで吹きかけ、スポンジやたわしでこすってあげると、簡単に皮脂汚れを取り除けるでしょう。
ソファ・クッション
私たちが普段から使用するソファやクッションも忘れずに洗浄しておきましょう。知らず知らずのうちに皮脂汚れやホコリがたまることで、雑菌が繁殖してしまいます。素材がポリエステルや合皮といったプラスチックであれば、除菌シートや水拭きで小まめに拭き掃除しておけば問題ありません。手に届く範囲にあらかじめ準備しておいたり、他の場所を掃除したついでに拭いてあげるよう心がけましょう。
一方で、素材が布地の場合、除菌シートや水拭きは適しません。まず、掃除機でホコリを吸い取ってあげましょう。その後、アルコールスプレーで除菌すれば日常清掃としては十分です。アルコールもすぐに蒸発するため、吹きかけた直後でなければ赤ちゃんにとっても問題ありません。
おもちゃ・絵本・ぬいぐるみ
赤ちゃんが良く触れるおもちゃや絵本、ぬいぐるみもできるだけ綺麗な状態にしておくのが望ましいです。硬く絞った布巾で水拭きをしてあげたり、アルコールスプレーで除菌すると良いでしょう。
おもちゃやぬいぐるみは赤ちゃんが口に含みがちですので、アルコールスプレーで除菌した後は、少しの間遠ざけておくのがポイントです。
効率的な掃除におすすめの清掃道具
ここではオススメの清掃道具とその使い方を紹介していきます。
重曹
重曹は自然由来の成分で構成されており、刺激も強くないため赤ちゃんがいる家庭でも問題なく使用できます。
弱アルカリ性の性質を持っているため、酸性の汚れに対して非常に有効です。例えば、皮脂汚れや手あか、油汚れなどは重曹で清掃してあげると良いでしょう。
アルコール
除菌や殺菌を目的とする場合、石鹸や次亜塩素酸水など様々な成分や製品が挙げられるでしょう。その中でもアルコールは高い揮発性を持っており、とにかく蒸発が早いのが特徴です。
また、水洗いの必要がないため、気になる部分に吹きかけるだけで除菌できる手軽さも、嬉しいポイントと言えるでしょう。ただし、アルコールというだけであって、引火しやすい性質もあるため、赤ちゃんの手に届かない場所に保管しておきましょう。
FX制菌クロスTioTio
こちらのクロスには抗菌防臭効果を発動させる加工がなされており、拭き取った場所での細菌増殖を防いでくれます。
また、クロス自体にも抗菌作用が働いており、細菌の増殖を防ぎ清掃員にとっても衛生的です。防臭作用もあるため、雑巾特有の嫌な臭いも抑え、臭いが気になる方でも不快感なく使用できるでしょう。各種安全試験においても繊維用途で定められた標準基準に達しており、その性能に問題はありません。
確実に汚れを落としてくれるだけでなく、速乾性能にも優れています。手絞りだけでも確実に水を切ってくれるため、力に自信がない方も使い勝手よく使用できるでしょう。
※関連ページ:FX制菌クロスTioTio
Platawa for Bath(プラタワ・フォーバス)
プラタワフォーバスはお風呂掃除用のプラスチック製たわしです。お風呂掃除となると布巾ではなく、スポンジやたわしを使用するのが一般的でしょう。
育児の合間に素早く掃除するならばたわしで、ゴシゴシと清掃したいところですが、あまり肌が強くない方では使いづらく、赤ちゃんにとっても危ないため使用を避けたい方もいらっしゃるかもしれません。コチラの製品はその名の通り、プラスチックでできているため、女性でも扱いやすく赤ちゃんが触ってしまっても問題ありません。
また、プラスチック製のため水はけも良く、水回りの掃除道具であっても衛生的に使用していただけます。さらに、毛先がとがっているため、スポンジよりも簡単にぬめりや皮脂汚れを除去してくれます。お風呂掃除に困っている方、素早く終わらせたい方にはオススメの掃除道具となっています。
※関連ページ:Platawa for Bath[プラタワ・フォーバス]
清掃に関する注意点
最後に赤ちゃんがいる家庭での掃除の注意点も確認しておきましょう。
掃除機の排気には気を付ける
掃除機を使用して清掃する場合は、赤ちゃんを別の部屋やベビーベッドに移動させるなど、排気口から離すよう心がけましょう。
掃除機から排気される風にはアレルギーの原因となるアレルゲンが多く含まれます。そのため、免疫や抵抗力の弱い赤ちゃんがこの空気を吸い込んでしまうと、将来的にアレルギーを発症する可能性を高めてしまいます。
抗菌剤
衛生用品や洗剤などでよくみられる「抗菌」作用も、赤ちゃんには触れさせないようにしましょう。一見すると、除菌や掃除の手間を減らしてくれるように思いますが、抗菌薬剤が原因で肌荒れやアレルギー反応が出る可能性があります。
菌を抑制する薬物が施されているため、赤ちゃんには刺激が強く、悪影響を及ぼすことがあるのです。
香料入りのオーガニック、ボタニカル製品
「オーガニック」や「ボタニカル」とうたっている製品は、石油由来の成分や刺激の強い成分が入っていないため、肌に優しい衛生用品といえるでしょう。
しかし、一部の商品の中には香料が入っている場合もあるため、使用には注意が必要です。香料は肌荒れの原因でもあり、赤ちゃんでは刺激が強すぎる可能性もあります。
重曹のように自然由来の商品ということで安心するかもしれませんが、あらかじめどのような成分が含まれているのか確認しておきましょう。
育児をこなしながら短時間で掃除を行おう
こちらの事情を考慮してくれない赤ちゃんを抱えながらの家事は難しいかもしれませんが、掃除だけはしっかりと行わなければいけません。そのため、日々の生活では優先度の高い部分から重点的に、清掃するのが効率的と言えるでしょう。
今回紹介した清掃用具や清掃方法を参考に、日々の日常清掃に取り組んでみてください。