犬や猫も花粉症には要注意!代表的な症状と対策について
2022.04.04
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春先や秋口など花粉症の季節になると、鼻炎やくしゃみで辛いという方も少なくありません。そんな日本人の国民病とも呼ばれる花粉症ですが、犬や猫も花粉症を患う可能性があります。
とはいえ、人間の花粉症ならともかく、犬や猫の花粉症にイメージがわかないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは犬や猫の花粉症による症状や発症した際の対応、対策まで紹介していきます。犬や猫を飼っている方はぜひ最後までご覧ください。
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犬や猫も花粉症を発症する!
人間と同じく犬や猫も花粉症を発症します。正確には花粉によるアレルギー症状と言われており、くしゃみや皮膚の炎症などを引き起こします。
しかし、犬や猫の花粉症は、人間のように皆が発症するアレルギーというわけではありません。そのため、花粉症だからといって過度に心配、対策する必要はないでしょう。では犬や猫の花粉症では具体的にどのような症状が起こるのか、具体的に紹介していきます。
皮膚のかゆみ・炎症
人間の花粉症では鼻炎が一般的な症状ですが、犬・猫の花粉症では皮膚のかゆみ、炎症が主な症状として挙げられます。犬・猫が花粉症を発症すると皮膚が赤みがかった炎症を起こし、かゆみを生じさせます。
かゆみを我慢できない犬・猫は身体をなめたり、足の爪を使って引っかいてしまいます。この刺激によってさらに炎症が広がる恐れがあります。引っかいた箇所にブドウ球菌などの細菌が入り込むと、そこから腫れや発熱などの感染症につながるかもしれません。
飼っている犬・猫が普段よりも身体をかゆそうにしていたら、花粉症を疑ってみましょう。
くしゃみ・咳
人間の花粉症と同様、犬や猫の花粉症でも、くしゃみや咳を発生させます。犬、猫に限らず鼻に異物が入り込んだり、においや香りの刺激など、生理的な要因でもくしゃみをしますが、季節によって頻度が異なる場合は、花粉症の症状かもしれません。
また、どの季節にくしゃみが増えるかによって、どの花粉アレルギーなのかを推測することも可能です。例えば、春であればスギやヒノキ、秋であればブタクサなどがアレルギー元の植物として挙げられます。
病院に行くほど症状がひどくないのであれば、その季節は外出を控えるなどの対応をするのも良いでしょう。
鼻水
犬・猫の花粉症ではくしゃみや咳と同様、鼻水が多くなる場合もあります。犬や猫に関わらず、生理的な要因で鼻水が出てきた場合、自分で舐めとってしまいます。そのため、飼い主側からすれば犬や猫の鼻水と聞いてもピンと来ないかもしれません。
もし、いつもよりも鼻をなめる回数が多い、または鼻水が垂れているところを目撃したならば、花粉症による症状を疑いましょう。
目ヤニ
健康な時でも見られる目ヤニですが、花粉症の症状としても挙げられます。黒や茶色、白っぽい色の目ヤニであれば、生理現象によるものも考えられます。しかし、粘り気のある黄色や緑色の目ヤニであった場合、注意が必要です。
こうした色は目ヤニの中に膿が含まれている可能性があります。また、不快な臭いが生じている場合、細菌が発生している恐れもあります。生理的な目ヤニとの区別が難しいかもしれませんが、違和感を覚えたら動物病院へ受診しに行きましょう。
症状が表れたらどうするか?
先ほど紹介したような症状が表れたら、まずは動物病院に行ってアレルギー検査を受けてみましょう。これにより、どの花粉に対してアレルギー症状を引き起こすのかを特定できます。
花粉アレルギーのもととなる植物は様々であり、活発化する季節もそれぞれ異なります。犬・猫の症状が花粉症によるものなのかを確かめるためにも、アレルギー検査は役に立つでしょう。
根本的な治療は難しい、対処療法で対応
人間の花粉症同様、犬・猫の花粉症も根本的に治療して、再発を防ぐのは難しいでしょう。そのため、花粉症によって表れた症状に対して、それぞれ対処していく必要があります。
例えば、かゆみを抑えるためには、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤などが処方されます。飲み薬である内服薬や、塗り薬である外服薬が症状や重症度に応じて処方されますので、獣医師の指示に従って服用しましょう。
日ごろからの対策が重要!
もし、飼い犬・猫が花粉症を発症しても重症化する前に動物病院へ赴き、適切な処置を行えば十分に対応可能です。とはいえ、症状に悩まされる間は犬や猫にとっても辛いはずです。
出来ることなら花粉症を発症させずに一年を過ごしてあげたいですよね。以下では犬・猫の花粉症対策をいくつか紹介していきます。
花粉の飛散量が多い日は散歩や外出を控える
花粉症を発症させないためには、とにかく花粉との接触を避けるのが有効です。そのため、花粉の飛散量が多いとされる日には散歩や外出を控えてあげると良いでしょう。
特に「最高気温が高い」「湿度が低い」「風が強い」「雨が降った翌日の晴天日」などは花粉の飛散量が多い傾向にあるため、極力避けた方が無難です。
また、お昼前後や夕方の6時前後も花粉の飛散量が多いと言われているため、時間帯をずらしてみるのもおすすめです。
こまめなブラッシング
犬や猫は体温調整や体の汚れを落とすために自分の体をなめる(グルーミング)ことがあります。その際、体毛に花粉が付着していた場合、花粉が体内に侵入し、花粉症を発症する恐れがあります。
そのため、花粉症の季節になったら細目にブラッシングを行い、体毛に付着した花粉を取り除いてあげましょう。特に犬は散歩時、草むらに入った拍子に花粉が体毛に付着する可能性があります。散歩から家に帰った際は必ずブラッシングするよう心がけましょう。
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シャンプーの回数を増やす
体毛に付いた花粉を取り除くという意味では、シャンプーの回数を増やしてあげるのも良いでしょう。既に花粉症による皮膚の炎症が見られた場合は、低刺激で炎症を抑える効果を持つシャンプーを使ってあげるのがおすすめです。
もちろん、犬や猫によってはシャンプーを極端に嫌がるため、飼い犬・猫の個性に合わせて対応しましょう。
家の中に花粉を持ち込まない
犬や猫の花粉対策を完璧に行っていたとしても、飼い主が家の中に花粉を持ち込んでしまっては意味がありません。家族全員の花粉症を防ぐために、帰宅時には服に付いた花粉を落としてから家に入るようにしましょう。
肩や腕だけでなく、服・ズボンのすそもしっかりとはたいて花粉を落とします。さらに、衣類用粘着ローラーを使用すると、はたいただけでは落としきれなかった花粉も取り除けるでしょう。
当然ながら花粉を払った後の手には、花粉が付着しています。そのため、家に入った後もすぐに手を洗って花粉を落としましょう。
おすすめの対策道具
では最後にOPPOが販売しているおすすめの犬・猫花粉症対策道具を紹介していきます。これまで紹介したポイントを押さえるだけでなく、利便性の高い清掃道具を準備して、花粉症の季節に備えましょう。
【床に落ちた花粉を回収しよう】オキチリ
OPPOで販売している「オキチリ」は、チリトリを置いたままホーキの操作だけで掃除ができるアイテムです。一般的なホーキと比べても、品質にこだわっており、掃きやすさや掃き残しの少なさを実感いただけるアイテムとなっています。
犬・猫の花粉症対策の中で、花粉を体毛に付着させないことが重要と言及しました。家に侵入してきた花粉は重力によって下に落ちていき、床に溜まっていきます。そのため、床の清掃をこまめに行うのも非常に重要な花粉症対策なのです。
しかし、細目に掃除機をかけるのは非常に手間です。そもそも飼い犬・猫が掃除機を嫌がる場合もあるでしょう。そこでこちらのオキチリであれば、いつでもすぐに床掃除を行えるため、床に落ちた花粉もすぐに回収し、飼い犬・猫の花粉症対策に貢献します。
当然花粉症の季節だけでなく、通年で活躍してくれます。細かい床掃除に困っていた方も是非、ご利用を検討してください。
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花粉対策をしっかりしよう
犬や猫も人間と同じく花粉症を発症します。犬・猫の花粉症は、皮膚のかゆみや炎症がひどいのが特徴です。また、引っかき傷に細菌が入ることで、さらなる感染症を引き起こす恐れがあります。
そのため、花粉症の症状がみられた場合はなるべく早急に動物病院へ診察しに行きましょう。花粉症を防ぐためにも日々の対策を心がけ、飼い主だけでなくペットの犬・猫も健康に過ごせる状態を目指しましょう。