春のお掃除は、花粉とホコリ対策に気を付けて
2023.04.19
商品紹介コラム
鼻がムズムズしたり、くしゃみが止まらなくなったり……原因はさまざまですが、日本人のアレルギー性鼻炎は年々増加しています。
とくに春は、アレルギー性鼻炎の原因となる〝ホコリ〟や〝花粉〟がやってくる季節。
鼻炎の症状は集中力が下がってしまうことも多く、お仕事や家事、勉強といった「毎日の生活の質」の低下につながると言われています。
春のお掃除ポイントと花粉症対策をしっかりチェックしてみましょう!
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜から体内に侵入したアレルゲンに免疫が反応して起こります。
鼻水・鼻づまり・くしゃみが、アレルギー性鼻炎の3大症状。
他に目のかゆみや喉が腫れるといった様々な症状を合わせて発症する場合もあります。
1年を通して症状が出る『通年性アレルギー性鼻炎』
特定の季節に症状が出る『季節性アレルギー性鼻炎』
の2つがあり、どちらも発症している人もいます。
通年性ではハウスダスト(ダニやホコリ等)、季節性では、春のスギ・ヒノキ花粉、秋のイネ・ブタクサ花粉が原因になることが多いです。
アレルギー性鼻炎に悩まされる人は年々増加しており、近年ではとくに子どもの発症が目立つようになってきました。
春は1年を通してホコリが多い季節
通年性アレルギー性鼻炎の原因の多くが、ハウスダスト。
一般的に「ホコリ」と呼ばれる細かな塵には、繊維クズ・カビやダニの死骸・黄砂などの砂塵といったものが含まれます。
実は春は、そういったホコリが多くなる季節なのです。
春は寒暖差が大きく、空気が乾いて風が強い日が多いこと。そして衣替えや引っ越しのシーズンで、外からも内からもホコリが増えるタイミングです。
俳句にも「春塵」「春埃」といった季語があるほど、昔から春はホコリの季節という印象があります。
春の花粉症に悩まされる人は、年々増加中
春になるとやってくる、花粉症。多くの人が悩まされるアレルギー症状です。
主にスギやヒノキの花粉によって発症し、くしゃみや鼻水・鼻づまり、目のかゆみといった症状が出ます。
地域や前年の気候によって多少前後しますが、スギ花粉はだいたい2月から4月にかけて、ヒノキ花粉は4月から6月にかけて飛散します。
日本人の国民病とも言われるようになっている花粉症。
実際に過去20年間のスギ花粉症の有病率を調査したところ、約2.5倍に増えており、特に10代~20代といった若年層での発症が多くなってきました。
軽度の症状を含めると、約3人に1人は花粉症を含むアレルギー性鼻炎に悩まされているとも言われています。
花粉対策は3つのポイントを押さえよう
花粉症になったら、耳鼻科での診療や薬を飲むことで症状を抑えましょう。
さらに花粉症を抑える・ならないために自分でできる対策をすることも大切です。
花粉症対策の3つのポイントは、花粉を『吸わない』『付けない』『持ち込まない』です。
【外出時】
・マスク、眼鏡(ゴーグル)を着用する。
・帽子をかぶって、髪への花粉付着を予防する。
・ジャケットなどは化繊・ナイロン等のツルツルした素材を選び、花粉が付きやすいウール系は避ける。
・花粉の多い日(雨の日の翌日、風の強い、乾燥している、快晴の日など)は、外出を避けたり対策を強化する。
【室内】
・帰宅した時は玄関先で上着を脱ぎ、花粉やホコリをしっかりはらう。
・手洗い、うがい、洗顔を行う。できればシャワーを浴びることもオススメ。
・窓を開けることは避ける、洗濯ものは部屋干しする。
・洗濯ものを外干しした時は、外でよくはたく。
・室内に残った花粉やホコリを広げないように掃除する。
・室内の温度(20℃~25℃)、湿度(50%程度)を保つ。
・ソファ、ベッド、布団といったハウスダストがたまりやすい布製品の多い部屋には空気清浄機を置く。
【日々の習慣】
・肌の保湿に気を付け、バリア効果をアップさせる。
・鼻の粘膜を傷つける可能性があるため、喫煙は避ける。
・規則正しい生活やストレスに気を付け、免疫力をあげておく。
花粉・ホコリ対策お掃除のコツをチェック!
花粉やホコリを持ち込まないために工夫をしていても、なかなか室内に侵入する花粉をゼロにすることは難しいもの。
また、衣替えなどで出てくるホコリなども見逃せません。
花粉・ホコリ対策に欠かせないお掃除を、より効果的に行えるポイントをチェックしましょう。
【ホコリ・花粉のたまりやすい場所を知る】
花粉やホコリといったハウスダストがたまりやすいのは、〝低い場所〟〝狭い場所〟です。
室内の花粉・ホコリの8割が、自分の視線より下になる高さや床にたまると言われています。
・床面
・背の低い家具、棚の上や隙間
・玄関、廊下、トイレ
・布製品(布団・ベッド・ソファ・クローゼットなど)が多い場所
といった、花粉・ホコリのたまりやすい場所を重点的に掃除しましょう。
【掃除にベストなタイミングを知る】
花粉・ホコリは、室内で人が動く時に発生するわずかな空気の流れで舞い上がります。
掃除にベストなタイミングは、人が動いていない状態が長く続いていた後。
朝一番や、帰宅後すぐといった時間帯のお掃除をオススメします。
とはいえ、朝夕の忙しいタイミングできちんと掃除するのはとても大変。
床面をフローリングモップでさっと拭くだけでも、ホコリの量は減らせます。
【掃除方法、気を付けたいポイント】
花粉・ホコリ対策のお掃除、少し気を付けるだけでより効果的にできる方法があります。
・掃除中にホコリや花粉を吸わないように、マスクや眼鏡の着用
・窓は開けない、エアコンを切っておく
・掃除機はできるだけ使わない
・フローリングモップやワイパーを使うとき、パタパタと動かさない
花粉・ホコリ対策のお掃除グッズを選ぶポイントは?
花粉やホコリの掃除で注目したいのは、細かいチリをどれだけ効果的にとってくれるかということ。もちろん通常のお掃除でも役立ちます。
【フローリングモップ】
どこのお家にでもひとつはある、フローリングモップ。
花粉・ホコリ対策のお掃除でも必要不可欠なツールのひとつです。
選ぶときに注目したいポイントは――
・柄の持ちやすさ
自分の身長にあった長さ、伸縮時の固定のしやすさ、握りやすい太さやグリップ機能などをチェック。掃除のしやすさは、道具の持ちやすさが重要です。
・ヘッド部分の幅や柔軟性
隙間や、家具の下も掃除できるかどうか、ヘッドと柄の角度がどれくらい動くかをチェック。
ヘッド部分が柔軟に動かせると、狭い場所や角面の掃除がしやすくなります。
・モップの機能
不織布製の使い捨てタイプのモップ、洗って繰り返し使える着脱性の布製モップ。
どちらを選ぶときも、乾拭き・水拭きのどちらでも使えるものが便利です。
布製を選ぶ場合、ホコリをキャッチしやすく水洗いしてもすぐに乾くマイクロファイバー素材がオススメです。
近年注目されている『抗菌・制菌』といった効果があるものもぜひチェックしてみてください。
EFモコモップマイクロ
フローリング掃除におすすめのアイテムが「EFモコモップマイクロ」というマイクロファイバー素材のフローリングワイパー用モップです。
超極細繊維が、床の砂埃や皮脂、油汚れなどをスッキリかき落とします。
汚れて洗っても繰り返し使えるタイプで、環境にも優しく経済的です。
※商品ページ:EFモコモップマイクロ
【ハンディモップ】
家具の上、家電の隙間掃除などに役立つハンディモップ。
部屋ごとに置いておきたいお掃除道具です。
たくさんの種類や素材があるなか、とくに気になるポイントは――
・ホコリ吸着力
静電気でホコリを吸着できる素材をオススメします。
パタパタとはらい落とすのではなく、なでてホコリを吸い取るようにお掃除できます。
・モップの柔軟性と長さ
狭い隙間、手の届かない場所のホコリを取るにはモップ部分の柔軟性が重要。
部屋ごとに、掃除する場所にあった長さや柔軟性を持つモップがあると便利です。
・モップのお手入れのしやすさ
ハンディモップは、モップ部分の交換ができるものが多いです。
モップ部分に汚れが溜まった時に洗えるか、簡単に洗えて繰り返し使えるかといったお手入れのしやすさも重要です。
ハウスポールアフロクリーンMサイズ
ホコリ掃除にオススメのアイテムが薬剤を使わず静電気でホコリを吸着できるハンディモップ「ハウスポールアフロクリーン」です。静電気の吸着力がホコリの浮遊を減らし、ホコリを舞い上げずにお掃除できます。
※商品ページ:ハウスポールアフロクリーンMサイズ
手軽で便利な掃除グッズを利用して、万全な体制で花粉のシーズンを乗り切りましょう。