寒い季節のお掃除、押さえておきたいポイントとは?――ホコリ対策をして、花粉シーズンの始まりにも備えよう
2024.02.07
お掃除コラム
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冬は、乾燥が気になる季節。
とくに12月から2月にかけては、1年のなかでもっとも乾燥する時期です。
室内では、エアコン暖房で部屋を温めると、どうしても湿度が下がってしまいがち。
乾燥は寒さを感じやすくなるだけでなく、ホコリやウイルスを拡散しやすい状態にしてしまいます。
加湿器などを使って、湿度を40%程度に保つのがベストだと言われています。
そんな乾燥しやすい寒い時期には、お掃除にも押さえておきたいポイントがあります。
冬のお掃除、注目するポイント〝ホコリ〟
12月~2月の寒い時期は、乾燥だけでなく「風」も強いシーズンです。
強い風に乗って、ホコリや細かな土砂などがまきあげられ、玄関先やベランダなどにたまります。
また、室内では冬用の毛布や寝具、コタツ布団、暖かいウール製の洋服などから繊維ホコリが発生しがち。
細かい繊維ホコリは、エアコンなどの微かな風でも部屋中に広がってしまいます。
冬のお掃除は室内・室外ともに〝ホコリ掃除〟にポイントをおいて行いましょう。
春がやってくる前に、ホコリを掃除したい理由とは
乾燥しやすく風が強い冬の間に、ホコリをためないようにしたい。
もちろん清潔さを保つためでもありますが、もうひとつの大きな理由は「花粉」対策。
花粉が飛び始めるのは、地域にもよりますが1月下旬あたりだと言われています。
ピークを迎えるのはだいたい2月半ばから4月ですが、暖冬の影響で早まる年も多い傾向です。
ホコリの多い状態では、室内に持ち込まれた花粉がホコリとともに留まりやすくなってしまいます。
ベランダや窓、玄関など、ホコリがたまりやすい場所は花粉シーズンに備えてしっかりお掃除しておきましょう。
室内のホコリ、チェックしたい場所は?
室内でホコリの溜まりやすい場所は
- 家具や家電の上部、隙間
- カーテン、壁、照明カバー
- コンセント、家電付近など静電気が発生しやすい場所
- 床面の隅
などなど。
空中を漂ったあと、ホコリはカーテンなどの布製品や壁といった吸着しやすい場所でかたまりになっていきます。
繊維ホコリだけでなく、花粉・外から入ってきた砂・ダニの死骸など、目に見えないほど細かなモノが含まれ、アレルギーの原因になることもあります。
とくに1日のなかで過ごす時間の長い部屋や、布団など布製品からのホコリが出やすい寝室はこまめなお掃除をオススメします。
室内のホコリ掃除のコツ
しっかりと室内のホコリ掃除をするときは、乾拭き(モップ等でホコリの除去)→掃除機(ホコリの回収)→水拭きの順番で行うことをオススメします。
押さえておきたいポイントもチェックしましょう。
- いきなり掃除機をかけない
- 〝上から下へ〟の順番で掃除を行う
- ホコリがたまった状態で水拭きしない(ホコリが固まって取り除きにくくなる)
- モップ等はゆっくりなでるように「一方へ」動かす(広い面の場合はS字を描くように)
- モップ等を掃除する面からできるだけ離さない
室内のホコリ掃除にはフロアモップ・ハンディモップなど、ホコリを吸着しやすく、掃除する面にぴったりフィットしやすい形状のものが使いやすいです。
ホコリは微かな風でも舞い上がってしまうので、窓を開けながらのお掃除も避けましょう。
換気は、ホコリをしっかり回収してから約15分ほど時間をおいて行うことをオススメします。
照明器具や家具のホコリ取りには、テラモトで販売している「MMフラワークリーン」がオススメです。
●MMフラワークリーン
静電気の吸着力で浮遊を減らし、ホコリを舞い上げずにお掃除できます。照明器具や家具のホコリ取りに最適です。
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カーテンレールなど高所で掃除しづらい場所のお掃除には「EFフリーフィット 伸縮」がオススメです。
●EFフリーフィット 伸縮
清掃場所に合わせてヘッドを自由なカタチに曲げられるので、届きにくい場所のホコリをしっかり拭き取ります。
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ベランダ・窓・網戸のホコリ掃除も忘れずに
冬は窓をあまり開けない季節のため、お掃除もつい遠のきがち。
しかし、風が強く乾燥しやすいシーズンは、ベランダに汚れがたまりやすくなります。
ベランダ掃除のコツ
他の場所と同じように、掃除の基本「上から下へ」で行いましょう。さらにベランダの窓は「外から内へ」の順番で掃除すると効率的です。
- 掃除がしやすいように、ベランダに置いてあるものをどける
- 物干し竿、手すり、室外機など「上から下へ」ホコリ・砂を乾拭きして落とす
- 外側に面している網戸・窓を、乾拭き(ホコリ除去)→水拭きの順できれいにする
- ベランダの床面にたまった汚れをホウキ等で集める
- ベランダに接した窓の室内側部分を拭き掃除する
- 吸水シート、テープ
- 結露対策シート
- 結露防止スプレー
- たたきに置いてある靴や傘立てなどをどける
- 新聞紙などを水で濡らしたあと細かくちぎり、たたきにまく
- ホウキで新聞紙を集めるように掃き、チリトリで取り除く
-
ベランダ掃除は風のない晴れた日に行うのがベストです。
網戸や窓掃除では、ホコリを取りやすい柔らかな毛足のハンディモップや、乾拭き・水拭きどちらでも役立つマイクロファイバークロスがオススメ。
掃除を行う時の服装も、ナイロンのようなスベスベした生地のものを選ぶと、室内へのホコリ持ち込みを軽減できます。
ホコリ掃除と一緒に気を付けたい、窓周りの結露
冬の気を付けたいもうひとつポイントは「結露」です。
暖房の使用などで、室内と外の気温差が大きくなってしまう冬は、気が付くと窓がビッショリなんてことも。
結露をそのまま放っておくと、ホコリや菌などと混ざってしまい、カビが発生します。
サッシや壁紙・カーテンを痛めるだけでなく、アレルギーの原因になってしまう可能性もある結露。
窓の汚れや水分を、マイクロファイバークロスなどを使ってしっかり拭き掃除したら、結露対策も一緒に行ってみましょう。
窓の下部に貼って結露が垂れるのを防ぎます。窓自体についた水分はそのままなので、こまめな乾拭きは必要です。
窓全体に貼り付けて断熱することで、結露を防ぎます。
結露を防ぐスプレーを、窓全体にふきかけます。
専用のものを使用したり、台所用中性洗剤を水で薄めたものでも代用できます。効果は専用スプレーで約2週間~1か月、洗剤を薄めたものだと1週間程度です。
玄関のホコリ掃除
玄関は、他の場所に比べてなかなか掃除の手がまわらない場所。
でも、靴や服・荷物に付いたホコリや花粉が最初に落ちてしまう所です。
玄関がホコリっぽいと、ドアを開け閉めする時におきる気流に乗って室内へ運ばれてしまうことも。
とくに花粉シーズン前には、玄関のホコリ汚れはしっかりキレイにしておきましょう。
玄関掃除のコツ
玄関で一番汚れがたまる場所は、土足で入ってくる「たたき」の部分です。
「たたき」を簡単に掃除しておくだけでも、清潔さをキープできます。
玄関の掃き掃除では、濡らした新聞紙を使うことで、ホコリが舞い上がるのを防げます。
もしもうひと手間をかけられるなら、土やホコリを取り除いたあと、たたき部分を固く絞った雑巾で水拭きしてみましょう。
ドアや靴箱上部などは、余裕がある時にハンディモップやマイクロファイバークロスを使ってホコリを落としましょう。
掃き掃除に必要なホウキとチリトリは、テラモトのブランドであるtidyが販売している「Sweep(スウィープ)」がオススメです。
●Sweep(スウィープ)
機能性とデザイン性を兼ね備えた、ほうき&ちりとりセットです。付属したチリトリと組み合わせて自立保管することが可能であり、余計な保管場所を必要としません。また、ほうきの穂先はコシのある毛で製造されており、玄関の隅も綺麗に拭きとれます。
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ホコリ掃除は、お部屋の清潔さはもちろんのこと、さまざまなアレルギー症状の原因を取り除くことに繋がります。
押さえておきたいポイント、日々のちょっとした隙間時間のお掃除のなかで役立ててみてくださいね。