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お家の汚れの種類にあった落とし方|お風呂・シンク・窓・床
2024.05.15 お掃除コラム

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汚れは付着してから時間が経過するにつれて頑固な汚れになってしまうため、日々の掃除が重要になります。また、お家の中ではさまざまな汚れが発生し、それぞれの汚れに適した落とし方をしなければいけません。
とはいえ、お家の中で発生する汚れの内、どの汚れがどういった性質を持っているのかをすべて把握している人は少ないでしょう。
ここでは、お家で発生する汚れの種類だけでなく、各汚れに対する適切な落とし方を紹介していきます。

お家の汚れの代表的な種類とは?

汚れに対してどういった清掃方法が適切なのかを紹介する前に、お家の中でどのような汚れが発生するのかを押さえていきましょう。
お家で発生する汚れは多く4つの種類に分けられます。

お家の4大汚れ

お家の中で発生する汚れは「油汚れ」「炭化汚れ」「付着汚れ」「特殊汚れ」の4種類に分けられます。

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ホコリや髪の毛などの付着汚れは掃除機や掃除用ドライシートで簡単に除去できます。
一方で、時間経過によって固まってしまった油汚れや炭化汚れ、化学変化まで起こしてしまった特殊汚れに関しては、掃除方法に気をつけなければ取り除くのが難しくなるでしょう。

汚れに適した掃除方法が大切な理由

油汚れや特殊汚れといった頑固な汚れを掃除する際には、それぞれの汚れに適した洗剤で中和させて汚れを浮かしてあげるのが鉄則です。
例えば、酸性の性質を持つ油汚れ全般に対してはアルカリ性の洗剤が有効になります。反対に、アルカリ性の性質を持つ水垢や石鹸のカスには酸性の洗剤が有効です。

洗剤の中には食器用洗剤やおしゃれ着用洗濯洗剤用のような中性洗剤も挙げられます。
中性洗剤は酸性とアルカリ性両方の性質を合わせ持っているため、洗浄力自体は弱いものの、どちらの汚れにも対応可能です。
汚れが付着して間もなく、まだこびり付いていないのであれば中性洗剤で除去できるでしょう。

毎日の掃除では中性洗剤、こびり付いた頑固な汚れを取り除くときには汚れに適した性質を持つ洗剤を使用しましょう。

お風呂・浴室の汚れの種類と掃除のコツ

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続いてお家の場所ごとに発生しやすい汚れの種類と、掃除のポイントを紹介していきます。まずはお風呂・浴室に着目していきましょう。

お風呂・浴室に多い汚れの種類とは

お風呂・浴室に多い汚れとしては、油汚れに該当する皮脂汚れと、特殊汚れの水垢や石鹸かす、赤カビ(ピンク色の汚れ)、石鹸カスが挙げられます。

皮脂汚れは人の体から出てくる皮脂が体を洗った際に浴槽や壁、床などに付着してできる汚れです。
水垢や石鹸カスはお風呂で使用した水道水が蒸発した際に、水道水の中に含まれるミネラルが結晶して発生します。

床の隅や収納棚など、水が残りやすく乾きにくい場所に発生するピンク色のヌルヌルした汚れは赤カビと呼ばれる汚れです。この赤カビは正確には「ロドトルラ」と呼ばれる酵母菌であり、水分のある場所で発生、繁殖していきます。

また、ゴムパッキンや天井に発生する黒色の汚れは黒カビです。黒カビも赤カビと同じく水分のある場所で発生しやすく、時間経過とともに頑固な汚れとなるため、早めの対処が必要となります。

お風呂・浴室の汚れの取り方のコツ

お風呂・浴室清掃の際にも各汚れごとに適した洗剤を用いて、効率的に汚れを取り除きましょう。

皮脂汚れは酸性であるため、アルカリ性の洗剤である重曹を用いて中和させていきます。重曹をヌルヌルとした皮脂汚れに直接振りかければ、スポンジやブラシで擦るだけで十分に汚れが取れます。

アルカリ性の水垢汚れには酸性洗剤であるクエン酸が有効です。クエン酸を水に溶かし、スプレーで水垢汚れに吹きかけてあげると、汚れが浮かび上がりスポンジやブラシで落としやすくなるでしょう。

使用するスポンジやブラシにもこだわると、より効率的にお風呂・浴室清掃を実施できます。使いやすさにもこだわっているtidyの製品を活用してみましょう。

Platawa for Bath

お風呂の床洗いに使えるバスブラシです。本体が柔らかくしなるポリエチレン素材のみで出来ているので、毛先が隅々までフィットします。浴室の水はけ用の凸凹がある床面、浴槽のフタなどの汚れもしっかり落とせます。さらに、洗いづらい浴室の角部分もお掃除しやすいように本体の一部が鋭角になっています。
Platawa for Bath
※関連商品:※tidy:Platawa for Bath[プラタワ・フォーバス]

BathSponge

バスタブ掃除用のスポンジです。スポンジ部分に硬い毛が使用されており、バスタブ内の汚れを擦り落とすことが可能です。
また、柄の部分は角度が変わる設計になっているため、カーブのある面もしっかりと掃除できます。
BathSponge
※関連商品:※tidy:BathSponge[バススポンジ]
※関連記事:お風呂掃除って、大変! 2つの汚れの種類と場所を知って、効果的なお掃除のポイントを抑えよう

赤カビや黒カビには雑菌が繁殖しているため注意

赤カビには雑菌が繁殖しているため、消毒用エタノールを用いて掃除をしましょう。消毒用エタノールをスプレーで吹きかけ、スポンジで擦れば簡単に汚れは落ちてくれます。

一方で、発生してから時間が経ち、しっかりと根を張った黒カビは通常の洗剤では取れません。黒カビを掃除する際には塩素系漂白剤が有効です。
頑固な黒カビを除去する塩素系漂白剤は人体に対しても刺激が強いため、マスクとゴム手袋を装着して、十分に換気をしながら掃除をしましょう。

シンクの汚れの種類と掃除のコツ

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シンクの汚れについても紹介していきます。

シンクに多い汚れの種類とは

シンクで発生する汚れとしては油汚れや水垢、ぬめり、サビが挙げられます。
料理場に密接しているシンクは、料理に使用された油によって油汚れが蓄積されます。直接付着した油汚れだけではなく、油が付着した洗い物や食べ残しからもシンクに油汚れが付着するでしょう。

水道水が用いられるシンクでは、お風呂・浴室と同じく水垢汚れも発生します。
シンクの隅や蛇口の根元に発生するぬめり汚れは、油汚れを栄養に繁殖した雑菌です。
また、包丁や缶詰といった金属性の物質から溶け出した鉄分が原因で、シンクに錆が発生することもあります。

各汚れの特徴を踏まえて掃除をしていきましょう。

シンクの汚れの取り方のコツ

シンクの汚れはお風呂・浴室とは異なり、全体に万遍なく酸性の汚れとアルカリ性の汚れが混在して付着しています。そのため、毎日の掃除では食器用洗剤(中性洗剤)がおすすめです。

シンク掃除用のスポンジに食器用洗剤を染み込ませ、シンクの隅や蛇口の根元などを隈なく掃除すれば完了です。毎日の掃除で落としきれないような頑固な汚れに関しては、週1回汚れごとに適した洗剤を用いて掃除をしましょう。

シンク掃除を楽にしたいのであれば、洗浄力に優れた掃除道具を用いてみてはいかがでしょうか。tidyが販売しているCraper[クレーパー]には、銅糸と抗菌糸が織り込まれており、通常のスポンジよりも頑固な汚れに対して有効です。
※tidy:Craper[クレーパー]
※関連記事:キレイをキープしたい! キッチンシンクのお掃除をピカピカにするコツとは?

床・フローリングの汚れの種類と掃除のコツ

続いて床・フローリングの汚れについて見ていきましょう。

床・フローリングに多い汚れの種類とは

床・フローリングで発生する汚れとしてはホコリやチリといった付着汚れや、油汚れが原因の黒ずみ汚れが挙げられます。
ホコリやチリに関しては掃除機やフロアワイパーのドライシートで簡単に除去できますが、油汚れと混ざるとより頑固な汚れになってしまうため、日頃の掃除が重要となるでしょう。

床・フローリングにおける油汚れは裸足で歩くことによる皮脂汚れが主な原因です。お家では裸足で過ごすという人はもちろん、小さな子供がいる家庭では、特に皮脂汚れが付着して黒ずみ汚れへと発展していきます。

また、黒ずみ汚れはカビやワックスの劣化が原因となる場合もあります。黒ずみ汚れを見ても皮脂汚れであると断定せず、何が原因なのかを見極めることが重要です。

床・フローリングの汚れの取り方のコツ

床・フローリングを掃除する際には、まずはホコリやチリなどの付着汚れを取り除きましょう。部屋全体を掃除機やドライシートを付けたフロアワイパーで掃除をした後、軽く水拭きをして、最後に乾拭きで水けを取れば完了です。

部屋内の付着汚れが無くなれば、中性洗剤を染み込ませた布巾を用いて、同じく全体を拭き掃除をすれば簡単な黒ずみ汚れは落ちるでしょう。

中性洗剤でも落とせないような黒ずみ汚れは頑固なカビやワックスの劣化が原因である可能性が高いため、プロの清掃業者に一度相談してみましょう。

tidyでは毎日の床・フローリング清掃で重宝するフロアワイパーや重いものを移動させるのに便利なキャスターをtidyから販売しております。効率的に床・フローリング清掃を行いたい方は以下のリンクより、商品をお確かめください。

Floorwipe

天然木を使用したスタイリッシュなフロアワイパーです。床にしっかりとフィットし、狭いところのホコリもきれいに拭き取ります。
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※関連商品:※tidy:Floorwipe[フロアワイプ]

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キャスター付きの荷台です。この上に扇風機や買いだめしている水などを置くことで、掃除の際にも簡単に動かせるようになります。
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※関連記事:フローリングやソファは汗まみれ?夏の皮脂汚れの掃除方法

窓の汚れの種類と掃除のコツ

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最後に窓の汚れについても紹介していきます。

窓に多い汚れの種類とは

窓に発生する汚れは内側、外側、サッシのそれぞれで異なります。
窓の内側ではホコリや手垢が付着し、外側では砂、花粉などによる汚れが多く、サッシには砂や花粉、ホコリが固まった汚れや結露が原因のカビが多くなります。

ホコリや砂といった付着汚れならば拭き掃除で簡単に取れるのではないかと思うかもしれません。しかし、雨風や日光、結露による水分にさらされることで、砂やホコリは固まってしまい、頑固な汚れへと変わってしまうのです。

これに関しても、頑固な汚れになってしまう前に付着汚れを取り除く必要があり、日々の清掃が重要になってくるでしょう。

窓の汚れの取り方のコツ

内側の汚れは雨風にさらされることも少なく、付着汚れも少ないため、外側と比べても掃除の手間はかかりません。
まずは中性洗剤を混ぜた水を雑巾に含ませ硬く絞ったうえで、窓全体を軽く拭きましょう。水分が残らないように乾拭きをすれば窓の内側は完了です。

窓の外側には風によって運ばれた砂や花粉が全体に付着し、雨風や日光によってこびり付いています。
そのまま水拭きをしてしまうと、汚れを広げてしまう可能性が高いため、まずはホースやバケツを用いて窓全体を水ですすぎましょう。窓全体に付着した汚れを中性洗剤を用いて取り除きます。

汚れが落ちれば再度水で窓全体をすすぎ、スクイージー・乾拭きで水けを取れば、窓の外側も完了です。
※関連記事:ホテル清掃のプロから学ぶ!自宅のトイレや窓ふきなどの掃除術!

汚れの特徴と性質を知って効率的に掃除をしよう

汚れは大きく分けて「油汚れ」「炭化汚れ」「付着汚れ」「特殊汚れ」の4種類が挙げられます。
そして、汚れには酸性とアルカリ性の汚れがあり、それぞれに適した洗剤を用いることで汚れを落としやすくなるでしょう。

頑固な汚れを掃除しない日々の掃除ならば、どちらの汚れにも対応できる中性洗剤がおすすめです。
掃除場所ごとに発生しやすい汚れを知り、その汚れの性質を把握することで効率的に汚れを落とせるようになります。

また、掃除道具にもこだわれば効率的に掃除ができるようになるため、tidyが販売する製品もチェックしてみましょう。

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