業務用からユニーク品まで!お馴染みの清掃用具「モップ」の種類を大解剖!
2019.03.04
商品の選び方
床の掃除に欠かせない清掃用具と言えばモップですが、みなさんが普段会社で使っているモップはその場所の掃除に本当に最適なものか、考えたことはあるでしょうか。
ここではモップの素材やモップを使う場所にフォーカスを当てて、モップの種類を解説していきます。この記事を通じてモップに関する知識を深め、用途に合ったベストなモップをチョイスしてください。
清掃の効率が上がること間違いなしです。
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モップ糸の素材にこだわる
まずはモップの肝である「モップ糸」についてご説明します。
モップ糸とは
モップ糸とはその名の通り、モップの先端にある糸状の部分のことです。
モップは掃除する場所によって「水拭きモップ」と「化学モップ」の大きく2つに分けられます。
「水拭きモップ」は水拭き・乾拭きの両方に使えるうえ、ワックスがけにも利用できます。
「化学モップ」には吸着剤が含まれているので床のホコリ取りに最適ですが、乾拭き専用です。
- 「水拭きモップ」のモップ糸には以下のものがあります。
- 純綿…水拭きに向き耐久性に優れていますが、ワックスがけにはやや難があります。
- 化学繊維…水拭きとワックスがけに向いていますが、耐久性がやや劣ります。
- 混紡…純綿と化学繊維のいいとこ取りをした万能タイプです。
樹脂ヘッドタイプ
モップ糸と樹脂のヘッドが一体になったタイプです。
テラモトの場合、樹脂の部分に弦が入っており、拭く力を確実に床に伝える構造になっています。
樹脂で壁や床を傷つけないように樹脂部分からモップ糸がはみだすようになっているのも特徴です。
メッシュタイプ
樹脂ヘッドタイプの樹脂部分がメッシュ状になったものです。
メッシュ状なので通気性はバツグン。洗浄も簡単です。
薬剤が隅々まで行き渡りやすいのもポイントでしょう。
メッシュ部分には芯が入っていますが弾力性もあるため、ぶつけても壁や備品を傷つけません。
制菌加工糸を使用した衛生効果の高い商品もあり、医療機関の利用にはこのタイプが最適と言えるでしょう。
モップ糸
テラモトでは「FXエコラーグ」という従来品より4倍も吸水性が高いモップ糸を取り扱っています。「FXエコラーグ」は4つの清掃面をもっており、効率的に清掃ができるところもポイントです。
また、広い面積を拭くのに最適の「FXブライトラーグ」はマイクロファイバーを使っており、耐久性・メンテナンス性ともに優れています。
モップの使用場所別に分類!
ここからは具体的にどのモップをどこの清掃に使うべきかをご紹介していきます。
体育館
面積の広い体育館には大型モップが最適です。黄色いモップ糸に見覚えがある方も多いのではないでしょうか。「体育館モップ」というそのものズバリの商品があるので、ぜひご利用ください。
テラモトの「体育館モップ」は、幅45センチ、60センチ、75センチ、90センチの4タイプがあります。
オフィス
オフィスの広い部分を掃除するモップは「ホールモップ」、狭い部分を掃除するには「シャインモップ」がおすすめです。
それぞれ化学モップなので、しっかりとホコリを吸着します。
デスク周りなど床以外の部分を掃除するには「ハンドスィーパーSD」など、ハンディタイプの化学モップがいいでしょう。
工場
がんこな汚れが付きやすい工場では、磨く力を効率良く伝える樹脂ヘッドタイプの「FXモップ替糸(J)」が威力を発揮します。
万が一備品にモップをぶつけても問題のない安全性の高さと、ハードな使用に耐えうる耐久性が工場に向いています。
病院
メッシュタイプの「FXメッシュ替糸ループ制菌」は衛生効果バツグンです。
制菌加工糸を使っているうえに毛が抜けにくいようループ加工を施してありますので、糸くずなどが散らばりません。
モップにも適材適所がある!
ホコリ取りには化学モップ、水拭きやワックスがけには、水拭きモップ、体育館では大きなモップ、病院では衛生効果の高いモップなど、モップにはそれぞれ得意分野があります。
モップの特性をしっかりと理解してモップを使い分ければ清掃がスムーズに進みますので、用途別にモップを用意することを強くおすすめいたします。