花粉症の予防はまず掃除から!掃除すべき場所と掃除機の使い方とは!
2019.03.06
お掃除コラム
春が近づいてくると同時にスギ花粉の季節も近づいてきました。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどに加えて、人によっては頭痛などの症状が出る場合もあり、花粉症の人にとってはつらい時期です。
花粉症の最大の予防策は、「できるだけ花粉に触れないようにすること」。そのためには、人や空気の流れとともに家の中にも入り込む花粉をこまめな掃除で取り除くことが大切です。
そこで今回は、花粉症予防のために特に掃除をするべき場所と、花粉の除去に効果的な掃除機の使い方をご紹介します。
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特に花粉症予防のために掃除すべき場所とは!
実は家の中にも花粉が入りやすい、溜まりやすい場所があるのです。花粉症の予防のためには、そういった花粉のたまり場となる箇所を特に意識して掃除することが大切です。
まず、注目したいのは玄関です。人の出入りのたびに花粉が舞い込み、衣服に付着した花粉もそのまま家の中に入ってきます。
玄関先での掃除を徹底し、花粉を部屋の中に入れないことが重要です。
次に掃除すべき場所は、窓際やカーテンは花粉が溜まりやすくなり、リビングではテレビやパソコンなどの電化製品が静電気を帯びやすく、花粉を吸着しやすくなります。脱衣所も衣服を脱ぐ際に、衣服に付着した花粉が落ちるため花粉が溜まりやすい場所です。
・玄関
玄関では粘着テープで衣服の花粉を取り除くことがおすすめ。
・カーテン
カーテンに付着した花粉は、粘着テープで除去。
カーテンや網戸に使える花粉除去スプレーも有効。
・リビング
テレビ・パソコンのモニターや周辺をハンディモップでふき取る。
・脱衣場
バスマットはこまめに洗い、浴室の換気扇にはフィルターを設置。
花粉症の予防につながる掃除方法【掃除機編】
花粉は比較的大きな分子のため、空気中を長く浮遊するわけではありません。最初は漂っていても家の中ではすぐに床に落ちやすくなります。
空気清浄機は、空気中を浮遊している花粉を除去する効果はありますが、床に落ちた花粉の除去には十分な効果を発揮できません。
そのため、床に落ちた花粉を掃除機でしっかりと吸い取ることが大切になってきます。しかし、掃除機のかけ方を一歩間違うと、せっかく掃除をしても花粉をしっかりと除去できない可能性があるので注意が必要です。
掃除機をかけるポイントは「引くこと」。掃除機を押した時よりも引いた時の方が花粉を吸引しやすくなります。一箇所を押して通り過ぎるのではなく、往復させて花粉を残らず吸い取るようにしましょう。花粉は部屋の隅に溜まりやすいため、部屋の隅から部屋の中心に向かって掃除機をかけるようにします
また、せっかく吸い取った花粉が掃除機の排気で漏れ出てしまう場合やゴミ捨ての時にホコリとともに舞い上がってしまう場合があります。それを防ぐためにも掃除機は、ホコリや花粉を密閉して排気に漏れ出ないような構造の紙パック式のものがおすすめです。スティック式の掃除機の中には、ハンディタイプとして利用できるものもあります。玄関先にこのタイプの掃除機を置いておくと、ハンディ掃除機で衣服やバッグの花粉を吸い取ることができ、スティック掃除機として床に落ちた花粉も除去することができて便利です。
・掃除機のかけ方
押すだけでなく、往復させてかけるのが基本。
部屋の隅から中心に向かってかける。
・掃除機の集塵方式
排気に花粉が漏れ出ないもの、紙パック式のものがおすすめ。
・玄関にスティック掃除機
玄関先で衣服やバッグの花粉を除去。
花粉を家の中に持ち込まないことが大切
つらい花粉の時期、少しでも快適に過ごすためにはこまめなお掃除が欠かせません。家の中に花粉を入れないようにする工夫と、侵入した花粉が溜まりやすい場所を効率的に掃除することが大切です。玄関に小型の掃除機や粘着テープを常備して衣服やバッグの花粉を取り除き、部屋には花粉を持ち込まないよう、玄関先での花粉の除去を徹底することをおすすめします。