ゲリラ豪雨や夕立が頻発！夏に向けて知っておきたいマットと衛生の知識
2019.07.01 商品の選び方 業界コラム

暑い夏はオフィスやビルの玄関マットに注意が必要です。
夏は急な天候の変化が多く、雨の降りだしたときには急いで施設の入り口に「雨天用マット」を準備しなければなりません。特に最近は急な夕立や局所的に猛烈な雨が降るゲリラ豪雨が発生することも増えており、清掃員にとっては作業の負担が増える時期になってきました。
今回は雨天用マットの必要性とその効果、重労働である雨天用マットへの取り換え作業を軽減するポイントを解説していきましょう。

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雨天時に高まる転倒のリスク

オフィスビルのエントランスに敷かれることが多い、Pタイルや大理石床は濡れると非常に滑りやすくなります。また、乾いている状態では問題のない場所も雨水で床が濡れている場合は、歩行者が転倒してしまうリスクが高まってしまいます。
ビルの管理側としては、歩行者の安全対策を万全にしておかなければなりません。

雨とマットと転倒の関係性

雨の日の床は滑りやすく、濡れた床で転倒して怪我を負った歩行者が施設側に対して損害賠償を求める訴訟を起こしたケースがあります。
裁判では施設側の安全管理に問題があったとして、慰謝料を支払うよう命じた判決が出た事例もあるので、管理側としては十分な雨水対策が必要です。
転倒事故の予防のためにも、雨天時には建物の玄関に「吸水マット」を敷くことによってビルなどの入り口で雨水の侵入を防ぐことが大切なのです。

雨とマットと感染症の関係性

建物の床面の汚れの90％は、靴の底に付着している土砂だと言われています。
そして靴底の汚れは約75%が土砂、約25%がホコリだと言われており、ホコリの中には多くの細菌やウイルスが含まれています。
病院やクリニックで室内用の上履きに履き替えることが多いのは、土足による感染症ウイルスなどの持ち込みを防ぐ目的があるのです。
ただ、多数の人が利用する施設では土足での立ち入りを禁止することは難しいため、入り口に「除塵マット」を敷設し、建物への汚れと雑菌の侵入を予防することがおすすめです。
そのため、雨の日も吸水マットだけではなく、靴底の除塵効果のあるマットの敷設が大切になります。

雨天時のマットの取り換えの注意点と対策

マットの取り換えは重労働

夕立などが降った場合は、転倒事故防止のために急いで雨天用マットを敷かなければなりません。
しかし、マットの取り換えは重労働であり、清掃員が不足している現場や高齢の清掃員が多い現場では即時の対応が難しく、雨天時のマットの取り換え作業が課題になっています。
そこでおすすめしたいのがテラモトが製造・販売している「雨天用マットニューリブリードマット」、「雨天用マットラインアート」です。
両製品とも吸水機能と除塵効果を兼ね備えた常設型の雨天用マットです。急な雨天時でもマットを敷き替える必要がなく、清掃員への負担も軽減することができます。

清掃員の年齢に合わせて選べる雨天用マット

若い清掃員が常駐している場合など、マットの取り換えに問題がなく、歩行者の安全対策を最優先に考えたい場合には、抜群の吸収性と雨が止んだ際にはすぐ片付けられるように速乾機能も備えている「雨天用マットネオレイン」がおすすめです。
高齢の清掃員が多い現場には、軽量で持ち運びも楽にできる「雨天用マットネオレイン超軽量」も用意しています。

施設の状況に合わせたマット選びを

マットは建物の床の汚れを防止するほか、感染症を予防する効果もあります。
また、雨の日は転倒事故を防ぐ効果もあり、マットは施設の玄関に欠かせないものです。
テラモトでは清掃員の負担を軽減し、作業効率の向上にもつながる常設可能な雨天マットや、持ち運びがしやすい軽量の雨天用マット、デザイン性も兼ね備えたマットなど、さまざまな特徴を持つマットを用意しております。
清掃員の人材や年齢層など施設の状況に合わせたマットをお選びいただけます。