令和元年5月31 日、政府は「循環型社会形成推進基本法」に規定する基本原則を踏まえて、これまでプラスチックの3Rや適正処理を進めていました。
「第四次循環型社会形成推進基本計画」を踏まえて、3Rにプラスして「Renewable(再生可能資源への代替)」を基本原則とした、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略として「プラスチック資源循環戦略」が策定されました。
基本原則としては、3R+ Renewableを念頭に置き、海洋汚染の防止のためのポイ捨ての取り締まりや清掃活動の推進、国際的な枠組みとして各国に日本の取り組みを周知・ノウハウの提供などを進めています。
関係団体との連携協働や、技術・システム・消費者のライフスタイルのイノベーションの推進、幅広い資源循環関連産業の振興により経済成長を実現していくことを据えています。
重点戦略としては、
・プラスチックのリデュース等の徹底
・海洋プラスチック対策(海洋ごみの回収処理など)
・国際展開(地球規模のモニタリング・研究ネットワークの構築など)
・基盤整備(社会システムの確立など)
を据えています。
また、戦略の終わりには、2030年までの具体的な数値目標等も言及されています。