ポリエステルやナイロンなどの両面に、塩ビ樹脂を塗布させた生地です。PVC加工された合成皮革のことも、ターポリンと呼ぶことがあります。

最大の特徴は「頑丈である」ことです。布を塩化ビニルで挟み込んだ3層構造になっているため、単一の素材よりも強い強度があります。
また、塩化ビニルで表面をコーティングされているため、一般的な布よりも防水性・防炎性、耐油性・耐薬品性が高い点も魅力です。

デメリットは「重量がある」ことです。3層構造であるため、一般的な布の3~4倍の重量があります。軽めの布製品と比較して、ターポリン生地で作られた製品は持ち運びに不便さを感じることになるでしょう。

こうした特性から、ターポリン生地を使った製品は「屋外での使用に適している」という特徴があります。
例えば、工事現場などで使用されている養生シートや、スポーツ観戦等で用いられる横断幕などにターポリン生地が使用されていることが多いです。 また、レジャー用のバッグやテントなどにも、ターポリン生地が数多く使用されています。

ターポリン生地は印字性にも優れているため、さまざまなデザインをプリントできます。表面が汚れてしまった場合は、水で濡らした柔らか目の布で優しくこすると、大抵の汚れは取れます(強くこするとプリントが剥げる可能性あり)。

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ターポリンシート