入院患者が病院で治療を受ける際、院内で原因疾患とは別の感染症に新たにかかること、または、医療従事者が院内で感染症にかかることをいいます。

院内感染の経路の例

院内感染は清掃作業によっても起こるおそれがあります。予防には、そのエリアで要求される清潔度に応じた衛生的な清掃の徹底が必要です。

手による感染 物体を介した感染 液体を介した感染
感染症の多くは手に付着した細菌によって引き起こされます。 細菌は、リネンやホコリなどと共存し、感染症を引き起こします。 湿ったまま放置されたぞうきんやモップは繊維上で細菌が増殖し、汚染を広げる一因となります。